豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&変化

2024年04月30日 | 豆日記

こんばんは。
いつの間にか春が終わったようだ。
急いでコタツを片しました。

4月は早い。2月も早い。その理由は「ニシムクサムライ」。つまり31日ない。
2,4,6,9,11月が31日ない。侍は「士」という漢字。それを11に変換ってのが味噌。父親に二刀流だからって嘘教えられてました。
1ヶ月は31日という脳になってるから、30日が早く感じる。
いっそ、全月を30日に統一して、余った5日なり6日(閏年あるからね)を来年の1月の手前に設置して「0月」と名付けよう。その「0月」は全国民が何もしない月だ。なんかしたら罰金10万円。
全部の店が閉まってる昔の正月の様な感覚でやってもらって、
そしたら、1月は正月休みなしで、1日からバリバリ働く!みたいな一年、どう?

あと、ゴールデンウィークよ。
4月29日までの三連休から5月3日からの三連休まで空きすぎ。ひとまとめに「ゴールデンウィーク」なんて呼んでいいのか。
ちなみに今年のシルバーウィークは。9月17日(火)~9月20日(金)の平日4日間を休みにすれば、3連休と合わせて10日間の大型連休になります…ってこれ、またそのやり口!!!
それなら、全国民に「ゴールデンチャンス」という14日間自由に休める日を設けて、各々が休みを設定すれば混まないってのは、どう?休まなかったら罰金10万円。

ってことは置いといて。

5月はソロお休みで、しばらくバンドのライブが続く。
激しいのから、大人しいのから、楽しいのから、空間系から、色んなタイプの曲も揃って、セトリ考えるのが楽しい。
あと、新曲たち。作った時は演奏無理!って思ってたけど、ライブのたびにブラッシュアップして育ってる(アレンジや歌詞も含めちょいちょい変わってます)。

皆様、7月13日「メイド・フォー・ユーVol.2」へのお題もありがとう。
前回以上に自由な感じする。
今んとこ、変拍子が立て続けに完成して、頭こんがらがりそうです。
どの曲もとても良いのでお楽しみに。

あと、目標ができた。
「今年中にベースを弾けるようになる」
先日、ニッタパンからベースを借りた。ニッタパンみたいなのは無理だけど

バンドアレンジの時とか、デモ制作とか弾けたら色々見えてくるかな、と思うのと、
単純に違う楽器弾いてみてプレイヤー脳味噌に新しい刺激を与えてみたいなーと思った。
人前で披露するのは遠い未来だと思うが(果たしてそんな日が来るのか)、こっそり磨いていきます。

そんな水面下で色んなことが起こりつつ、以下ライブスケジュールです。

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●5月6日渋谷La.mama/GABIGABI/音楽酒場はまこ
内藤重人
成宮アイコ+クロダセイイチ
狐火
性闘士☆準矢
クオーツ星
ブリキオーケストラ
玉手初美 Ⅱ MEN
BigsMile
さわひろ子
OA:リンダリンダシゲト
開場14:30/開演15:00
前売3000/当日3500
ご予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5/9池袋Adm
「ハチブクロ」
深海東京
ザ・ルーディー
クオーツ星
No.yard
Jack & May
トランヂスター
開場18:00/開演18:30
前売¥2000+1D
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5月10日(金)新宿レッドクロス
「MACH PUNCH」
BAZRA
ジ・エイト
クオーツ星
伊藤陵太郎
THE PENNY13
開場18:30/開演19:00
前売¥2800/当日¥3300(+1D)
ご予約はこちら

●5/11(土)甲府naked
「nakedツアーバンドのお立ち寄り」
燐-Lin-
怪盗ザ・デッドボール
ぐっどないと
BOKUIGUY
クオーツ星
開場17:00/開演17:30
ticket charge ¥2500(ドリンク別)
ご予約は不要

●5月18日(土)名古屋吹上鑪ら場※20:30出演
クオーツ星
ぞうつかいになった。
チヂタム
チグリス・ユーフラテス
開場18:00/開演18:30
前売2400円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5月19日(日) 大阪 扇町para-dice※19:10
「Live 世界の砂場から」
砂場(ウエスト)
クオーツ星
モケーレムベンベ
コロブチカ
開演17:30/前売2500円
※完全終演20:50予定
※開演中は場内禁煙
ご予約はこちら

●5/20(月)尼崎tora※21:10出演
[BAKUBAKU]
クオーツ星(東京)
Rukka
ODAGAWA SHION
アニキ from ANIKIBAND
開場18:30/開演19:00
前売1800円(+1D)/当日2300円(+1D)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5月23日(木)下北沢Daisy Bar「Black」※20:30出演
伊予柑パンクス
ゼーゼーハーハー
ロスヘルツ
クオーツ星
WANMINI
開場18:00/開演18:30
前売2500円(D別) 当日3000円(D別)
配信視聴Ticket 2000円

Black20240523

〜Black〜日程:2024.5.23(木)時間:18:30伊予柑パンクスゼーゼーハーハーロスヘルツクオーツ星WANMINI映像:カメラ4台配信出力:PAミックスステレオ...

●5月27日(月)代々木labo
「マロンブランド 2024」
クオーツ星
金仙花
ハルカカナタ
人間のすべて
529411
開場18:00/開演18:30
前売2500円 当日3000円(ドリンク代別途600円)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●5/30八王子Match Vox
「ハチブクロ」
深海東京
ザ・ルーディー
クオーツ星
No.yard
Jack & May
桜田雅大
開場18:00/開演18:30
前売¥2000+1D
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6月5日(水)新宿レッドクロス
「AND DO IT!」
クオーツ星
sickufo
モーニングコールズ
パターソン
Lough image
開場18:30 開演19:00
前売¥2500 当日¥3000
ご予約はこちら

●6/11(火)西荻窪ARTRION
アサード企画スリーマン
【三様トライアングル】
スギタヒロキ
吉田チキン
小豆原一朗
開場18:30/開演19:30
前売¥3000 当日¥3500 (+1drink)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6月19日(水)名古屋UPSET
ハシグチカナデリヤ5thアルバム 「カピイ・ロード」リリースtour
〜飼うにはでかい〜名古屋編
ハシグチカナデリヤ
高木芳基(ザ・マスミサイル)
クオーツ星
BAND OF NINJA
開場18:00/開演18:30
前売3,000円(+Drink600円

イープラス(3/1 12時から)
予約はこちら

●6月20日(木)大阪ファイアーループ
ハシグチカナデリヤ5thアルバム 「カピイ・ロード」リリースtour
〜飼うにはでかい〜大阪編
ハシグチカナデリヤ
高木芳基(ザ・マスミサイル)
クオーツ星
The purple parks!
and more
¥3000(D別)
eプラス(3/1 12時)
予約はこちら


●6/22(土)吉祥寺NEPO

「未踏ノ最果テ7 day2」

--BASEMENT--

KILLERBONZE

about tess

the dust.

kirye

SCGT


--LOUNGE--

Tamuraryo

田中未希(BARBAR2)

扇愛奈

小豆原一朗(クオーツ星)

開場17:15/開演17:30

前売2900円

ご予約はこちら

toumeinotuki@yahoo.co.jp



●6/28(金)吉祥寺Planet K
PK BandWagon
HUMANDRIVE
THE GOD LIKE CHORD
La vida inesperada
クオーツ星
開場18:30/開演19:00
前売3,000円(+1D)
予約はこちら

●7/1(月)池袋Adm
「十七代目梅雨将軍2man series」
クオーツ星
鈴木実貴子ズ

開場18:30/開演19:00
一般:前売¥3300+1D/当日¥3800+1D
22歳以下:前売¥3000+1D/当日¥3500+1D
eプラス

●7/13(土)西荻窪ARTRION
「メイド・フォー・ユーVOL.2」
開場18:30/開演19:30
前売3000円/プレミアム配信2000円

【説明】
お客様から「お題」を頂き作曲し披露する
全曲新曲超変則的弾き語りワンマン◎
ご予約、お題はこちらのメールアドレスへ
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●7/26(金)池袋Adm
「AMANOJAKU×leroy共同企画 ワンチャオ!東京編」
leroy
AMANOJAKU
クオーツ星
新月灯花
断絶交流
開場18:15/開演18:45
前売¥2,500/当日¥3,000 (各+1d)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

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人は歳をとって変わっていくもの。
「このまま一緒」とか「ずっと変わらない」とか嘘だ。
そんなのは何も成長していない。変わらないと思ってても変わってしまうものだから、変化を受け入れた方が楽だし、楽しい。
僕ら一つ一つの細胞も、考えも、人との付き合いも、音楽も、変わっていくもの。

学生の時はよく学校終わりにレンタルビデオ屋で借りたVシネ映画を見ていた。
北野武監督から始まり、三池崇史監督や初期の黒沢清監督、豊田利晃監督…
しかし、今はヤクザ系映画見ても、「今、こんなヤクザいるわけないじゃん」と、しらけてしまう。

去年まで月に一回くらいは映画館行ってたのに、今では家でも映画をほぼ見ない(NETFLIX入ってるのに勿体ねえ)。
その代わりに、毎日新しいレシピを検索しては料理に励んでいる。
料理ある程度出来るようになったら、また映画漁りに没頭したりするのだろうか。

Coccoの『ブーゲンビリア』というアルバムが好きなのだが、
学生の時は"首"や"カウントダウン"等の「彼氏ブッ殺す」系の歌を好んで聴いてたのだけど、
今は「もう、そんな彼氏を肉片にして汽車で運ぶとか言わないで、幸せになってくれ…」という気持ちでいっぱいになってしまう。
むしろ昔はそんな聴いてなかったアルバム後半のバラードに心打たれてる。


先日、地元で信号待ちしていた。
歩行者側が青信号になった瞬間に、
赤信号で止まってる車の列から原チャリが横断歩道を突っ切ってきた。
乗ってたのは10代の小ヤンキーで改造したうるさいマフラー音を残していった。
歩行者は俺だけで、怪我も何もなかった。

昔だったら「日本のためにも君は一人で死ね!」って思ってた。
しかし、その時よぎったのは「この辺は介護施設や学校があって老人や子供が多いんだから、来ると分かっても避けない人がいるんだぞ。こんなふざけた運転で大惨事が起きるかもしれないんだぞ。その若さで一生償いきれない罪を背負うのか?」と、周囲の住民や小ヤンキーの方を心配してた。
これは親心というやつか…?

歌い始めた時はライブやるたびにガチガチに緊張してて、MCなんかも極力避けていた。
「ライブ、あんまり好きじゃない」と本気で思ってたし、「対バンに拍手とか絶対するもんか!」とも思ってたし、「舐められる」と思ってお客さんと話すことも避けたりもした。
客席に飛び出して煽ってくる系のバンドに真正面で腕組んでフロアーで睨み合ったこともあった。
あらゆる者が敵に見えていたんだろう。

でも、ふと我に帰った時に「自分がカッコいいと思う音楽を一生懸命作って、誰かに聴いてもらおうとライブ決めてスケジュール押さえてやってるのに、何を拒絶してるんだろう?」と当たり前のことに気づき、今までの振る舞いがバカバカしく思えてきた。
しょうもない音楽だったとしても、対バンに最低限の敬意を払うことに努めている。
だって俺と同じく、いやもしかしたらそれ以上にこの日を良くしようと思ってる仲間のはずだから。
良くないものを良いって言うほど媚びたくはないけど、変に突き放すのも一人の人間として違うなあと思う。

そうなってから割とステージでも肩の力抜けて声が飛ぶようになったし、リラックスしてMC出来るようになった。
風呂場での声が一番のびのびしてて、素直に良い声って思えるもんな。
昔のはグーって握り締めて書いた小学生の習字みたい。
敵意や力任せの演奏は、良いライブを生まないと知った。

幼い頃、家族でタクシーに乗ったりするとよく母親が運転手さんと天気の話してた。
それを横で聞いてて、「このしょうもない話、いつまで聞かされるんだ?」ってイライラしていた。

昨日なんか、鍋を買うついでに
「午前中天気良かったのに、風がこんなに強くなるなんてねえ」と金物屋の主人と話している自分だ。信じられん。
あんなに中身のない世間話を嘲笑ってた自分なのに。

他人と他人が同じ空間にいる時、何も話さないのは少し苦しい。
でもよく知らない人と話すには共通の話題が少ない。
やっぱり天気の話なんだ。

うーむ、人って変わるもんだ。

小さいことかもしれないけど、人生のふとした瞬間に変化が生じてる。
そして、みんなこういう瞬間ってのは大なり小なり訪れるのだろう。
さらに「なんでこの人、こんな生き方になったんだろう」なんて日常生活でも思ったりもする。

バイトで接客してた時。
40代後半くらいの女性がレジにきた。
黒いマスクしてて、猫の鼻と髭と口のイラストが書いてあった。
お会計の際、「クレジットで」と言われたのだが、間違えて交通機関のボタンを押してしまった。
女性は「いやー、クレジットって言ったんだけどなぁ。クレジットって…」と、とても不満そうに呟いた。
改めてクレジットのボタンを押して、お会計してもらった。

ピーッと機械からお会計終了の音が鳴り、

すかさず、女性が言った

「にゃー!! …猫…猫…

店内の時が一瞬静まり返ったように感じた。

動揺した僕は品物を一つつけ忘れてしまった。
女性が「品物足りないですよ」と不満そうに呟いた。

僕はすかさず「すみませんでした!」と謝罪して品物を渡した。
受け取り、女性はすかさず言った。

「にゃー!! …猫…猫…

「にゃー」って鳴いてたら猫って分かるのになんで、猫って二回言うんだろう。しかも小声で。
謎は深まるばかりだが、この方は猫が好きなんだろう。

そして、僕にもう少し勇気があったら、この方に聞いてみたかった。

「いつからそのキャラでいこうと思ったんですか?」

こう聞くと、バカにしてるようにも聞こえるので聞かなかったのだが、僕は気になってしまったのだ。
推定40代後半。生きてく中で色んな我慢もしてきたけど、「やっぱり自分は好きなものを前面に出していこう!」と決意し、辿り着いたのか?
いや、少女の時からずーっとそうなのか?
はたまたミス連発する店員に苛立って今、開花したのか?

謎は深まるばかりだ

趣味、立ち振る舞い、天気の話…僕の変化なんて可愛いもんだ。
この方は、なんというか、人としてあらゆるものを超越している。
この先僕がこのレベルの変化することあるんだろうか。

明るくなってゆく空を

ふたりは憎んでいたけど

いつの日か幼い愛は

抜け殻を残して

飛び立つことを知っていたから

cocco「やわらかな傷跡」

そんな瞬間が人生に彩りを与えてくれるのかもしれない。
この先、どんな変化が僕を楽しませてくれるんだろう。

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