豆日記

小豆原一朗の日記

喜びを見つけよう

2011年03月19日 | 豆日記
NHKで津波で破壊された町を探索してる地元の人達の映像が流れてた。
各自色んなものを探してた。

ある父親と子供たち2人がインタビューをうけてた
「衣服とか食料とかよりも写真とかそういうものが見つかればいい」と父親。

すると後ろから母親らしき人が紙みたいなものを持って近寄ってきた。
「頭の中でしか思い出せないと思ってたものが手に入れて嬉しいです。絶対にないと思ってました。」

手に持ってたのはその家族の子供2人が赤ちゃんだった時の写真だった。

宮城県の避難所で子供たちと遊ぶ中学生の映像も流れてた。
地震のショックで元気のなかった子供たちに笑顔が戻って来たという。
中学生たちも子供たちと遊んでいくことで元気が出てきたという。


人はどんな過酷な状況にいても喜びを見つけることができる。どんなに小さなものでも。
そして、どんな人にでも喜びを与えることができる。


9日目にして瓦礫の中に生存者が発見された。
このことが全国にどれだけの喜びを与えたことか。

地震発生後で初めてライブをして、一番の喜びだったのは。
ライブ会場で沢山の人と話せたこと。
大切な情報を読むことも大事だ。だけど、僕らは会話をすることで初めて前へ進める。

インタビューで中年の女性がこの様に答えていたらしい。
「被災者となった私達のことは余り考えずに、
日本の国民の皆さんは楽しく過ごしていただきたいと思います。
皆さんが楽しく過ごされているのを見て、
それを恨んだり、羨ましく思ったりするほど、
私達はオチブレてはおりません」

被災者の人は勿論、世界中の誰もが喜びなしでは生きていけない。

自粛なんて言葉で我慢して我慢して、自分の気持ちを殺して何になる?
今こそ元気いっぱい遊ぶべきだろ。笑うべきだろ。
お金を持ってる人はお金を使おう。それが回れば経済での助けになるんだ。
そして、そのたくましい姿を世界に見せつけてやる時じゃないか。
傷ついてしょんぼりした姿を見せるんじゃなくて、
この状況で日本はすげーって思わせようよ。

まめ

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