上半期が終わる。
例年通り、あっという間かと思いきや、
手帳を開いてみると、作ってきた曲たちや、なんだかんだ毎週アップしてるYouTube動画、苦労して作った音源、レコ発。
わりと色々やってた。「何もしてないわけじゃないよ」と、過去の自分に励まされる。
味方が誰もいないと感じたら、記録は大事な味方になってくれる。微力は無力じゃない。
いやしかし、人気が、ないな。
数のことばかり言うのもどうかと思うけど、
もっと活動しやすくなるくらいにしなくてはなー・・・
梅雨将軍は近づいてくる(そう、予約を欲している)。
毎年ビクビクしてる僕に向かってくる(そう、予約を欲している)。
ここ最近、クオーツ星は変わった。
1年ちょっと、色々なやり方を繰り返してきたけど、向かう方向が少し見えてきた。
反省会を重ね、「もっといける!」の繰り返し。いい方向に向かっている。と信じて。
いざ、7月19日「日向豆将軍」へ(新曲もやる)
●7月22日(木・祝)吉祥寺SHUFFLE
ハシグチカナデリヤpresentsカナデリ聖火リレーday1
ハシグチカナデリヤ/安藤 弘司/玉木慎吾/ダイナマイト⭐︎ナオキ
エンディングアクト 小豆原一朗
開場17:00/開演17:30 ¥3000(ドリンク代別)
ご予約はTIGET
●7月23日(金・祝)吉祥寺SHUFFLE
ハシグチカナデリヤpresentsカナデリ聖火リレーday2
ハシグチカナデリヤ/ザ・マスミサイル/The cold tommy/CHERRY GIRLS PROJECT
エンディングアクト 小豆原一朗
開場17:00/開演17:30
¥3000(ドリンク代別)
ご予約はTIGET
●8月8日(日)「ブクロックフェスティバル2021」2日目
小豆原一朗で出演
●8月9日(祝月)「ブクロックフェスティバル2021」3日目
クオーツ星で出演
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「豆ギューン将軍」見てもらったかな?(YouTubeアーカイブはこちら)
もう、これは、頑張ったってことで良いよね?
そんな「豆ギューン将軍」から帰宅し、一人祝杯をあげたその夜。
YouTubeのアーカイブを見、ヒッチコックの「救命艇」という映画見、風呂に入り、朝方5時。
髪を乾かしていたら「インスタ生配信」の通知がきた。
配信をしているのは10年前くらいにパンパンの塔のスタッフやってくれたM君だった。
懐かしい名前につられて覗いてみた。
スマホの画面から
ずるっ
ずるずるずるー
朝方5時にどこかの居酒屋で大盛りの「まぜそば」を食っているM君。
ずるっ
ずるずるずるー
あーーー、あ”ー
M君はかなり酔っ払ってる。
目の焦点が合ってない。
「お酒ってあぶないよねー」
とか言いつつ、ひたすら、まぜそばを食うM君。
一回胃に入って、なんか色々混ざった「まぜそば」を吐き出すM君のグロ動画は見たくない。
視聴者は風呂上り、全裸で画面を見ている俺。だけ。
「まめさん!」
一瞬、全裸姿が見られてるのかと焦り、ドライヤーを止める。
ずるっ
ずるずるずる
名前を呼んでこっちを見てる。なかなかなくならない山盛りのまぜそば。もうやめとけ。
それにしても朝5時にこんなの食うなんて…高身長になるわけだ。
「俺、今ACIDMANのマネージャーやってます!」
酔っ払いの虚言か、とも一瞬思ったが、
以前、彼のインスタでACIDMANの大木さんとの写真が上がってたのを確認していた。
本当かもしれない。
ってことは、彼がACIDMANのツアーとか組んだりしてるわけだ。
ってことは、クオーツ星で使ってる中野スタジオの真上にあるサンプラザ中野の関係者席もしくは舞台袖で彼は腕くんでACIDMANのライブを眺めていたわけだ。
パンパンの塔のスタッフからの、ACIDMANのマネージャー・・・えぐい飛距離だ。
なんなら俺、大学生時代にACIDMANのコピバンやってた。
うらやましい。
ちなみにここ最近の彼のインスタ一部を紹介すると…
シャトーブリアンとホリエモン
シャトーブリアンとACIDMAN
シャトーブリアンとスピードワゴンの2人
シャトーブリアンと中田敦彦
シャトーブリアンでリア充爆発大喜利みたいになってた。
写真の中のM君は片手でシャトーブリアンをのせた皿を持って鋭い眼光をこちらに放っていた。
彼はホリエモンプロデュースのレストラン「WAGYUMAFIA」でコックをやっているのだ。それが、ここにきて、ACIDMANのマネージャー?インスタには沢山の「いいね」…
数年前、売れない物販席に座ってた人と同一人物に思えない。
そんな彼のインスタ投稿のハッシュタグには必ず「#楽しくなければ意味がない」という言葉が入ってる。
しつこいくらいに沢山のタグを入れて、最後の言葉は大抵「楽しくなければ意味がない」で締めている。
実に楽しそうな人生だと思う反面、
そんな言葉を刻まなければいけない程嫌な過去があったのか、と思う。
そして、それがあの時じゃなければ…
俺「バンド告知とか面倒くさいので、Twitterアカウント作って全部お願い」
俺「似顔絵描いたから、これをプロフィール画像にして」(1分くらいでボールペンで作成)
俺「身長でかいし顔も怖いから、物販売れないんだ」
全然売れてないのに生意気なことばっかり言ってごめん。
あの頃の彼、やたら体調不良多かったような…
「まめさん、今度呑みにいきましょう!」
インスタ越しに彼から飲みに誘われた。
考えてみたら、彼と酒をのんだこともなかったし、酔っ払ってる姿を見たこともなかった。
過去を振り返って申し訳ない気持ちになったと言うよりは、
合わなかった10年分の話、色々聞いてみたいと思った。
配信上で呑みにいく約束を交わし、退出。
最後まで1対1だった。
ほのかに期待してたけど、ACIDMANは現れなかった。
「俺の音楽、売れないね…」
「いや、絶対に人に刺さる言葉と音楽だし、売れると思います」
ガラガラのライブハウス、全く売れない物販机に二人で座り、
真顔で放ってくれた彼のそんな言葉に今でも少し励まされている。
今度のんだ時には
「おい!いつになったら俺は売れるんだ!!」
と問いただそう。