豆日記

小豆原一朗の日記

まちがい

2014年02月06日 | 豆日記
らいん

というやつをさいきんは覚えて
ぱっぱっ ぱっぱっ
とすばやい(つもり)文字のやりとりをしているんだが、
どうも語尾に「やり」とか「も」とかいらない文字をうってしまう


先週録り終えたばかりのおんげんをきいてる
ここにも間違えたねいろが聴こえる
でもそこだけこんなにもかがやいてるのはなぜだろう
もうできないなこんなプレイは


毎日
チョコレートしか食べてない


といってたおんなが昔いた
おんなといってもおんなとして見たことなどほとんどなく
ぼくにとってはただの「社会人」だった
でも社会人は彼氏を沢山かかえていたのでモテるらしかった
バイトのぼくも色々奢ってもらった(ごはんを)
気が短く、太っていたが、仕事がとてもできた
でもたまにやらかすミスの時に見せる表情を少し愛おしく思った


うちのおばあちゃんの話

まだ二十代のぴちぴちの若い頃
服を作る仕事をしていて、広島のとある服屋に勤めていた
当時、日本に沢山いた外国人の兵隊たちに向けて服を作り、それがバンバン売れた
服屋の主人は商売上手でその土地では有名なやり手だったらしい
服屋の主人には妻がいたし、子どももいた。
が、なんの因果がぴちぴちだったのがいけなかったのか
うちのおばあちゃんと恋におちた
2人は駈け落ちをした
服屋はつぶれた(弟はやり手じゃなかった)

そういうわけで元服屋の主人は僕のおじいちゃんになったわけだが、
僕が生まれた時にはおじいちゃんはこの世にいなかった
おじいちゃんは酒ののみすぎでガンになり死んだ
酒に酔ってはおばあちゃんに暴力をふるったり、女遊びも激しかったり、
とにかくひどい父親だったと母からは聞く

波乱万丈

間違いだらけ


でもかがやいてるのはなぜだろうと思う


わざと「ま」って語尾に打ってみた
すごく不自然でいやな気分になった
友達も真似をして変な文字をうった

わざとやる間違いはいやだなとおもった



追伸

耳がほとんどきこえなくてもダサいという理由で補聴器をつけないお洒落なおばあちゃんが僕は好きです
これからも大きな声で話しますよ
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