豆日記

小豆原一朗の日記

ライブスケジュール&サミット

2023年05月30日 | 豆日記

梅雨ですね。

むしむし…うずうず…

というわけで発表しました!

8/2小豆原一朗ワンマン「メイド・フォー・ユー」

8/28クオーツ星の梅雨将軍「サナダ豆将軍」

今年の夏は楽しみが盛り沢山。

ワンマンのお題は随時募集中。
お題を飲み込んで、自らを追い込んでおります。
クオーツ星もライブで叩きに叩きあげて良い感じ。

来月も初の場所や遠征やいろんな場所でやるのが楽しみ。
福島のフェスは路上ライブみたいだし、
京都は大好きなタカツキさん(SUIKA)との2マンも。この方のラップもトラックも1リスナーとしてツボなんです。
あと、名古屋鑪ら場の昼ライブもどんな空気になるのやら。ノーユーノーミーは本当にバンドでやれんのか。

というわけで色々盛り沢山な以下ライブスケジュールです。

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●6月4日(日)
「福島まなフェス2023」
10:00~16:00
福島県福島市・情熱通り※福島駅前通り(東口側)
観覧無料 物販&投げ銭あり
※14:30-14:50出演



●6/7(水)高円寺SHOW BOAT※19:10出演
『Rock Bivouac-生誕祭SP-』
SUNdals
クオーツ星
元気堂
助っ人集団✩ジャイアンツ
27〈HATANANA〉
開場18:00/開演18:30
前売り2,400円/当日2,800- (1ドリンク代別¥600-)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6/8(木)池袋Adm※21:35出演
「Sunshine Under Ground」
モノノケノノモ
クオーツ星
ZipOut
SAWA
DOPEY
開場18:00/開演18:30
前売¥2800+1D/当日¥3300+1D
チケット:e+
バンド予約
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6月17日(土)京都 PUB VOXhall※20:50出演
"choir"voice.50
「東京・京都・ムーンウォーク」
open 18:30 / start 19:00
charge 2400円(+1drink)
act タカツキ / クオーツ星
夜の口開け ミズノミカ

ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp


●6/18(日)名古屋鑪ら場※14:20出演
はるきちとやすのり
クオーツ星
びあぢ(牧場に鯛)
開場12:30/開演13:00
2400円(D別)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6/19(月)大阪昭和町ノーユーノーミー※20:35出演
NYNM 4th Anniversary
「Message In A Bottle」
松本敏将(tobaccojuice)
クォーツ星
キタアカゴN(than)
ニシヤマユウタ(giv strange car)
開場18:30/開演19:00
charge 2,500(+1d)


●6/20(火)豪徳寺Leafroom
KAKU presents『幸せをあなたに…』
戸田大地
かずお爆弾
小豆原一朗
開場19:00/開演19:30
2,500円(別途2drink1,000円)
ご予約はこちらへ toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6月22日(木)池袋Adm 「半径30cmでウンザウンザを踊る12cm目」
バックドロップシンデレラ
アルカラ
O.Aクオーツ星
開場18:30/開演19:00
※ソールドアウト

●6/23(金)新宿WildSideTokyo※19:30出演
それ以染に企画「加藤神話」
クオーツ星
たたらの目
それ以染に
opening act のざあたかし(live painting)
開場18:30/開演19:00
2,500円(+1Drink)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6/28(水)新宿WildSideTokyo※21:10出演
前西原夕子
クオーツ星
海の上のプールサイド
VERONICA VERONICO
papalion
開場18:00/開演18:30
前売2400円/当日2900円
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●6/29(木)吉祥寺NEPO※19:30出演
「BY THE PARK #8」
銀幕一楼
黒谷ギューン(Boiler陸亀)
小豆原一朗(クオーツ星)
開場19:00/開演19:30
前売¥2,600(+1オーダー)
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●7月22日(土)豪徳寺Leafroom
黒谷ギューン
MANAMI(from福島)
小豆原一朗(クオーツ星)
アコバニ(Vanityyy)
開場18:30/開演19:00
2500円(+2drink代)
ご予約はこちらtoumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/2(水)西荻窪アートリオン
ARTRION 10周年ONE-MAN
小豆原一朗(クオーツ星)ワンマンライブ
【メイド・フォー・ユー】
開場18:30/開演19:30
前売¥3000/当日¥3500 (+1drink)
ツイキャス配信¥2000
ご予約とお題(7/1締切)は toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/5(土)西永福JAM「バニフェス2023」〜MINI ALBUMリリースパーティー〜
出演者多数(画像参照)
前売 3,000円 / 当日 3,500円
開場14:00/開演14:30
ご予約はこちら
toumeinotuki@yahoo.co.jp

●8/28(月)池袋Adm
クオーツ星
サナダヒデト(BAND) 
開場18:30/開演19:00
前売り3000円(+1Drink)
チケット先行はコチラ

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先々週、母の日に広島に帰省し、5日間滞在。

夜行バスで12時間ほど揺られて朝方に到着。
 
新型コロナも5類に下がり、サミットと重なり、
広島市内はいつもより賑わってるように感じた。

路面電車に乗り、街並みを楽しもうと試みるが、
交通カードの残高100円足りなかったり、チャージ失敗して一本電車逃したり、降りる駅を間違えたり、
色々してたら全然街並みを楽しめなかった。
 
この日の広島は夏日のよう。
降りるはずだった駅まで歩く。
 
原爆ドームを眺めて、平和記念公園を歩き、原爆資料館を観た。
数日後のサミットでは各国の首脳達がここを訪れる。
平日なのに外国人や学生さん達が沢山いた。
 
 
 
 
父方の祖母は原爆が落ちたその日に広島にいた。
単身広島の女学校の寮にいたときに核爆弾が落ちたと聞く。
 
全身ひどい火傷のまま知らないおじさんと防空壕(というか、ただの穴ぐら)に避難した。
数日後命からがら、地元に帰った。
実家では当時高価だった蜂蜜を火傷部分にぬって懸命に治療をしたと聞く。
 
 
当時は被爆に対する知識もないし、被爆者への差別や偏見が激しかったらしい。
嫁の貰い手もなく、村八分状態で孤立していたところ、祖父と出会った。
 
 
祖父には幼い頃から知的障害を持つ弟がいた。
弟は家族から隔離された小屋で食事だけ与えられていた。
そのうち精神病に蝕まれ、弟は若いうちにその小屋で自殺してしまった。
 
孤独や拒絶は人の心を削っていく。
そういう経緯もあった為か、偏見なく祖母を一家に受け入れた。
 
 
以上は今年父の通夜前日に母から聞いた話。
昔、母親がこっそり祖母から聞き出した誰にも話してない話らしい。
祖母がまさか原爆が落ちたその現場にいたとは知らなかった。
被爆者は二世まで国の援助を受けられるのだが、父はそれを断っていた。
「申請してたら、もうちょっと裕福な生活出来たのにね」
と母は冗談まじりに言ってた。
 
現在祖母はアルツハイマーを患い、僕や家族のことも分からないままだし、自分の息子の死を知らないまま、施設にいる。
父の四十九日に親戚と面会をしたけど、虚空を見つめるだけで僕らを認識してもらえなかった。
 
 
 
実家に到着して早々に母と柴犬レオの散歩に行く。
僕の装着したリードがゆるかったらしく、するっとリードをすり抜け、犬、逃走。
あっという間に畑の奥の奥まで逃げる。
「レオー!」と手を叩くとこっちに来るが、手をするっとかわし、向こう側へ行く。
こっちが必死になればなる程、息荒く全力で走りこちらの両手をかわす。
 
犬と人は永遠に分かり合えないのか。
炎天下の中、数十分後なんとか捕獲。
 
 
滞在中、なんだかんだやることは色々あった。
 
 
母の日プレゼントとして実家に届けたレコードプレーヤーを開封。
父のレコードが何枚か残っていたのだが、再生機械がなく聴けなかったのだ。
かろうじて残ったレコードはサブスクやYouTubeで検索しても出てこないマニアックなものばかり。
レコードの状態はカビだらけで曲がりまくっている。
 
 
何十年ぶりに母が針を落とす。
劣悪な状態のレコードから沢山のノイズが流れる。その奥で辛うじて曲が鳴っている。
これはもう、雑音でしかない。実験音楽とかではなく、正真正銘の雑音。
雑音にレオがめちゃくちゃ吠えまくる。
 
「こりゃ家じゃ聴けないわ。レオが鳴きやまないから切って」
母が言うのでスイッチを切る。
 
犬と人は分かり合えないのか。
母へのプレゼントは仏壇の部屋奥へと片付けられた。
 
 
(困ったくらいに)元気なレオ。
散歩してると急に立ち止まる時がある。
車から男性を見ると甘えたような声を出して近くに行こうとする。
 
父はここ数年頻繁に車で病院との往復をしてた。
帰ってくるといつも嬉しそうにレオが玄関まで迎えに行ってたらしい。
一番懐いていた父親の記憶が色濃く残っているのだろう。
車から降りる人が知らない男性と気づいたレオの目は少し寂しそうに見える。
 
 
 
そんな父も母も20年近く乗ったフィットを廃車にするということで、新しい車を見つけに中古車ショップに行く。
良さげな軽自動車を見つけることができた。母一人なら軽自動車がちょうどいい。
その裏で、
廃車にするのは勿体ないなぁと思い、僕はスマホの中古車ショップのネットで検索をかけた。
直後に俺のスマホに色んな中古車センターから着信が止まらなくなった。
 
 
「どのような状態ですか?」
「ご購入の車は決まってますか?」
「いつ頃手放しますか?」
 
 
無視しても次から次へと。おお、中古車ショップのネットワーク恐ろしい。
その後、数日間沢山の業者からの着信に「もう廃車にします」と告げる作業が続いた。
 
 
 
なんだかこの数日うまくいかないことだらけだ。
 
 
 
翌日、車で3時間ほどかけて島根の出雲大社に行く。
雲ひとつない晴天。

二礼四拍手一礼(出雲大社はこれなんだよね)をし、おみくじをひく。
大吉や凶はなく、白い紙にただ言葉だけ書かれてた。
 
 
「善悪をわきまえ、誠心をもって人と交わらば、神の助けを得て幸栄に結ばれる」
 
 
ふーん・・・
そういわれてみれば
 
助平根性で中古車ショップ検索するの、誠心に欠けてたかもな。
パスモの残高200円以下って社会人としての誠心に欠けてるかもなあ。
あと、誠心をもっても犬とは交わらなかったなあ。
 
 
 
「私の役割はお父さんを地元に帰すことだったと思う。」と母は言う。
なぜか最近井上陽水「少年時代」を聴いてて、そう染み染み思ったのだと言う。
まだ5月だけど、面倒くさがる母を誘って庭で花火をした。
 
 
 
東京に帰る最後の日。
襖を閉めて、出来るだけボリュームを絞って、
仏壇のそばで雑音だらけのレコードを聴いた。
 
 
壁の向こうで犬が歌ってた。
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