就職活動の叫び~一人で悩まずこれを見ろ

この春に社会人となった先輩達が就職活動を振り返り、後輩にぜひ伝えておきたいポイントをお話しします

この社長の下でお世話になりたいと思った

2024-04-29 18:02:17 | 就職活動

僕の就職活動のスタートは3回生の5月からでした。

大学の就職支援センターに「早めに就職活動をしなさい」と言われたので、自分の学科である「建築系」に絞ってとりあえず、色んな企業のインターンシップを回っていました。合計10社ほど説明会に行きましたが、「大学からインターンシップに行かされている」とい気持ちが強く、就職活動の軸もなかった僕は春のインターンシップではイマイチしっくり来る会社は見つかりませんでした。

そんな中、春のインターンシップで内々定を貰っている友達もいたので少し焦りもあって秋頃から改めて気合を入れ直し、とりあえずではなく自分が心から「面白そう!」と感じる会社を見極め、インターンシップに臨みました。

その中で数社「面白そう!」という会社が見つかり、早期選考に向かったものの、自分の苦手な面接で緊張してしまい、自分の思うような結果が出ず...

「落ち込んでいてもダメや」と思い、気持ちを切り替えて就職支援センターで面接対策をしながら、3月に就職活動の本番を迎えました。

3月を迎えてすぐこの度入社を決めた建築系の会社を見つけました。

説明を聞いて「面白そう!」と思い、翌週面接。社長の面接と聞いていたので緊張しつつも、「今まで面接の対策もしてきたので大丈夫」と自分に言い聞かせながら面接に向かいました。

社長が出てきて、心の中で「いざ面接!」と自分に気合いを入れましたが、面接ではなくてびっくりしました。例えるならまさに人生相談会みたいな感じで、社長に自分の就職活動やプライベートの相談ばかりしていました(笑)

面接後の現場見学には2人で社長の車で現場に向かい、その車の中でも楽しく社長とコミュニケーションを取る事ができ、社長の人柄や考え方に惹かれていました。

「この社長の下やったら、頑張れる!」と思い、内定を頂いた時は即断即決でした。

ありのままの自分を受け入れてくれた社長には感謝しています。

【建設 総合職】


大学生活を全力で楽しんで“ガクチカ”をつくろう!!

2024-04-22 08:00:00 | 就職活動

自動車業界に貢献できる会社に入社したいと思い、就職活動をしていました。昔から自動車が好きだったため、業界の有名どころ企業の事は知っており、大きな企業から順番にエントリーをしていきました。説明会に参加し、エントリーシートも無事通過。意気込んで面接に挑みましたが、どの企業でも聞かれる「ウチに入社してどのような業務がしたいですか?」という質問にふと、疑問を抱きました。

どの大手企業の企業研究をしても、部署は縦割り構造になっており、販売職ならずっと販売、技術職ならずっと技術と自分の役割以外には挑戦できない環境がほとんど。僕が思い描いていた自動車業界への貢献は、あらゆる分野の業務を一気通貫で経験し、幅広い業界知識を身に着けて活躍することだったため、

「縦割りの大手企業では自分の夢は叶わない」

そう思って中小企業でありながらカー用品を豊富に取り扱う販売店に入社を決意しました。 選考を進めている際にも、大手企業と中小企業の違いを体感。大手企業では、ある程度マニュアルなのか?と感じるほど同じ様な質問が繰り返され、こちらも定型文のような回答をしていました。しかし、中小企業では自分の趣味の話から学生時代に没頭したこと、楽しかった思い出など、自分自身にフォーカスした面接だったのが印象的でした。僕自身、大学時代はゼミでの発表会やカー用品店でのアルバイト、教授の講義サポートなど、学生の時ならではの経験を全力で楽しんでいました。面白おかしく過ごしてきた日々が、結果的には面接の場で話せる内容となり、とても盛り上がりました。また、面接官の方も自分の話にしっかりと耳を傾けてくれ、本当に僕の事を知りたいと思っていると伝わってきたことも嬉しかったです。

就職活動を振り返って、「ガクチカが充実している大切さ」を何より感じます。

特に、自分の事をしっかりと聞いてくれる中小企業の面接では、ガクチカが充実すればするほど盛り上がり、楽しい面接になりました。そのためにも、大学時代ダラダラと時間を過ごしていると勿体ない!!今からでも、自分が楽しいと思う事をトコトン突き詰めるとガクチカになります。みなさんも自分なりに楽しい事をしながらガクチカをどんどん充実させてください。ようやくコロナも落ち着きました。“今”しかできない事を楽しんで、就職活動を有利に進めることができる思い出をつくりましょう。

【自動車用品販売店 総合職】


「自分のやりたいこと」を決めておく大切さ

2024-04-15 08:00:00 | 就職活動

3回生の3月、周りのみんなと同時に就職活動をスタートさせました。

就職活動の情報解禁までは、学校の授業とアルバイトに一生懸命で、就職活動と言えば夏の合同説明会に数回参加しただけ。

インターンにはほとんど参加していなかったので、いざ面接で自分自身のことや就職活動に対する考えを聞かれると答えられず、自分の準備不足を実感しました。

業界研究なども就職活動が本格的にスタートしてから始めました。

最初は手当たり次第に、勤務地や気になる職種で検索をかけて、何となく興味をもった会社の説明会を聞いていました。

しかし、結局は取り扱っている製品に興味を持てず、選考を受けたいとまで思える会社にはなかなか出会えない毎日。

説明会へ参加するたびに「このままで納得して就職活動を終えられるのかな…」と不安になっていました。

そんな自分が今やるべきことは何かを知るために、大学の就職相談室へ何度も通いました。

相談員の方にアドバイスを貰いながら、就職活動の軸を「自分の中身をしっかり見てくれて、自分が働きたいと思える社員がいる会社」に定めていったことが、今の会社に出会えたきっかけになりました。

会社説明会に参加した時、社員の皆さんが楽しそうに会社のことについて話をしてくれました。何社も面接を受けた中で、製品の説明だけではなく、仕事に対して心から誇りを持っていることや、自社製品を大切にしていることが一番伝わったのがH社です。自分たちの仕事にこんなにも誇りを持っている先輩社員がとても輝いて見えて、自分もこんな風に働きたいと強く思えたので入社を決めました。

納得して就職活動を終えられるか不安でいっぱいだった毎日は、今思い出しても苦しくなります。

早めに自分のやりたいことや、働きたいと思える会社はどんな会社かを見つけておくことがいかに大切か、身をもって実感しました。

自信をもって自分が働きたいと思える会社に出会い、納得のいく就職活動になるよう頑張ってください!応援しています。

【防災機器メーカー 事務職】


きっかけを逃さない就職活動を

2024-04-11 07:00:00 | 就職活動

「雑談選考」
きっかけはたった四文字でした。

大学院2回になったばかりの4月から始めた就職活動。
業界を絞って取り組んでいました…が就職活動はそんなに甘くありませんでした。
10社以上面接を受けましたが、思うような結果は出ず、2カ月で第一志望の業界をきっぱり諦めることを決断しました。

次に見始めたのがモノづくりのできる企業。
ただ、こんな製品が作りたいという強い思いはなく、とりあえずナビサイトを見ながら色々と模索することに。
そこで目に入ったのが「雑談選考」という四文字。
形式的な面接ではなく、社長と直接話ができるとのことで、すぐに説明会の予約をし、話を聞きに行きました。

初めての会社訪問では、先輩社員のメッセージに書いてあった通り、社長と常務が車で駅まで迎えに来てくれました。
面接の前に経営陣に会う、しかも車という密室空間で緊張しないわけがありません!
しかし、緊張がほぐれるように社長が色々と会社の話をしてくれたこともあり、会社に着くころには緊張はなくなり、ありのままの自分で話すことができていました。
その後もナビサイトの情報通り、形式的な質問はなく「雑談」がメイン。
会社見学も社長が案内してくれ、社長との距離の近さ、社内の雰囲気を肌で実感しました。

就職活動を始めたころに受けていた大手企業では人事の人との集団面接がほとんどでした。
しかし、この「雑談選考」という形のおかげで、社長と密に話せ、会社の雰囲気を知ることができた上に、自分自身も着飾ることなく話すことができました。
最終的な決め手も社長の「80名ほどの会社で、これ以上規模を大きくする予定はない。社員の顔と名前が一致する距離感で居続けたい」という言葉がきっかけで、今感じている会社の雰囲気は今後も変わることなく、長く働き続けられると思えたことでした。

僕の出会いのきっかけはたった四文字でした。
色々悩む就職活動ですが、みなさんにとっての出会いのきっかけが必ず見つかります。
そのきっかけを逃さないように全力で頑張ってください!

【電子部品メーカー 技術開発職】


『この人についていきたい!そう思える人に出会えた』

2024-04-07 22:51:50 | 就職活動

就職活動を始めたのは1月頃。地元で働ける会社を中心に企業選びをしていました。

人と話すことが好きな性格だったこともあり「面接くらいその場の雰囲気でなんとかなるやろ~」
特に準備をせずに臨んだのですが…

「なぜうちの会社を受けたの?」「10年後どんな風になりたい?」などの質問に対して、 全く答えることができず。
何とか絞り出して答えるも、回答に矛盾がありチグハグに。
結果は不合格でした。

「この会社が合わなかっただけや」と自分に言い聞かせながら、その後も数社面接を受けましたが、やっぱり質問にうまく答えられず、
すべて不合格。

ここでようやく企業研究や自己分析の大切さに気づいた僕は、大学のキャリアセンターを利用しながら、真剣に就職活動に向き合うことにしました。

すると…
自己分析や企業研究を行えば行うほど、面接で自信を持って話すことができるようになり、
これまでの結果が嘘のように「合格」の連続に!

最終的には複数社から内定をもらうことができたのです。

僕がこの会社に入社を決めたきっかけとなったのは、社長の人柄です。
選考で直接社長と話せる機会があったのですが、とても気さくで話しやすく、僕の中の「社長ってなんか怖そう…」という勝手なイメージを
完全に打ち壊してくれました。
他社では社長に会ってもどこか素っ気なく、気持ちに響くところもなかったのですが
「この人についていきたい!」と初めて思うことができたので、入社を決めました。

今振り返ると、就職活動に向き合う時間がどれほど大切だったかを改めて感じることができます。
皆さんも就職活動に、そして自分に向き合う時間を大切にしてください。応援しています!

【建築 施工管理職】