こんばんわんこそばんそーこー!
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループSTU48が13日、セカンドシングル「風を待つ」を発売した。昨年7月の西日本豪雨災害の影響で延期されていたが、半年遅れてのリリースだ。今回の楽曲でセンターを務める瀧野由美子に、瀬戸内地域への思いを聞いた。
――セカンドシングルが発売されました。
STU48に入った時からずっと完成を待っていた劇場船が、いよいよ春に完成予定です。タイトル「風を待つ」には、劇場船を待つ、という意味が込められているのかなと思います。ミュージックビデオは広島県尾道市で撮影したのですが、ワンカットのドローン撮影で、メンバーが一丸となれたシングルだと思います。
――ミュージックビデオでは、メンバー16人が100段以上の階段を踊ったり走ったりして上っていき、それをドローンが追う映像でした。
階段を上りきって、全員で踊るところが好きです。結構高いところまで来ているので、ラストでドローンが引いたときに尾道のきれいな景色が映って、そのシーンが一番好きですね。
――「風を待つ」で好きな歌詞は?
「やりたいことを見つけて都会へ行った 君は元気か 夢は見続けてるか?」というところです。私は瀬戸内を拠点に活動していますが、東京に行く機会も多くなっています。都会で心細かったりするので、そういった自分へのメッセージだと勝手に思っています。
――セカンドシングルの発売は昨年8月の予定でしたが、西日本豪雨の被害状況を受けて延期になっていました。
西日本豪雨災害には、すごく心が痛みました。瀬戸内って自然がすごく豊かなところで、それが自分たちの自慢だったのに、そういった自然が災害にあってしまいすごく悲しかったです。でも、同時に瀬戸内でも被害を受けていないところはたくさんあります。風評被害を打ち消すためにも、そういったところを私たちが伝えて盛り上げていけるのかなって思っています。
――西日本豪雨からの復興を願って、チャリティーコンサートや募金活動をしましたね。
チャリティーコンサートは東京、大阪、福岡で、募金活動は千葉や新潟などいろんな場所でしました。みなさん自分のふるさとのように瀬戸内を応援してくださったのが、すごくうれしかったです。
――今年5月でグループお披露目から丸2年。最も印象に残っていることは?
昨年12月にレコード大賞の新人賞をいただいたことです。ファーストシングル「暗闇」をリリースしたときから、ずっと新人賞をめざしてがんばっていたので。瀬戸内地域ではたくさんのレギュラー番組をいただいていますが、なかなか全国的な番組に出る機会がないので、大きな舞台に立てたのがうれしかったです。
――最近のメンバーの雰囲気は?
公演などたくさんさせていただいているので、一緒にいる時間が多くなり、絆が深まった気がします。レッスンでも、間違っているところを言い合ったり、もっとSTUが上にいくためには、どうしたらいいんだろうって、メンバー同士で話し合ったり。わちゃわちゃしつつ、みんなまじめにがんばっています。
――AKBグループの特徴は「会いに行けるアイドル」と言われますが、船上劇場はアイドルの方からファンに会いに行くわけですね。
それがSTUの一番の特徴です。ほかのグループさんは劇場が動かないけれど、私たちは瀬戸内7県を劇場船で回ります。各県の方にとって身近な存在になりたいです。
――今後、瀬戸内にどのように貢献していきたいですか。
ニューヨーク・タイムズが発表した今年行くべき場所として、瀬戸内が日本で唯一選ばれました。今年もこれからも、世界中から注目される場所になると思います。すごくステキな観光名所がたくさんあるので、私たちがどんどん全国や世界に広めていけたらいいなと思いますし、いつか世界的なツアーができたらうれしいですね。あと、瀬戸内の名所に「STU48号」がなったらいいなと思います。
MV、4分半をワンカットで
「風を待つ」のミュージックビデオは、広島県尾道市の「おのみち文学の館」周辺で撮影された。100段以上ある階段を全力で駆け回ったり踊ったりする16人の選抜メンバーたち。その約4分半を、ドローンを使って切れ目なしのワンカットで追ったのが特徴という。
センターの瀧野由美子は「1人でもミスするとカットすべてが使えなくなるプレッシャーから最初は緊張していました。2日間で全部で10テイク撮ったので、最後は体力勝負でした」。自分が映っていない場面では、映って踊っているメンバーに「がんばれー」と声をかけていたそうだ。
カップリング曲「出航」のミュージックビデオは、水夫のコスチュームをまとったSTU48の33人全員が出演。春の完成に向け、広島県内の造船所で改造中の劇場船「STU48号」で撮影された。
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STU48の瀧野由美子
STU48の瀧野由美子
STU48の瀧野由美子
「風を待つ」のミュージックビデオの一場面
「出航」のミュージックビデオの一場面
STU48の瀧野由美子
STU48の瀧野由美子
STU48の瀧野由美子
STU48の瀧野由美子
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループSTU48が13日、セカンドシングル「風を待つ」を発売した。昨年7月の西日本豪雨災害の影響で延期されていたが、半年遅れてのリリースだ。今回の楽曲でセンターを務める瀧野由美子に、瀬戸内地域への思いを聞いた。
――セカンドシングルが発売されました。
STU48に入った時からずっと完成を待っていた劇場船が、いよいよ春に完成予定です。タイトル「風を待つ」には、劇場船を待つ、という意味が込められているのかなと思います。ミュージックビデオは広島県尾道市で撮影したのですが、ワンカットのドローン撮影で、メンバーが一丸となれたシングルだと思います。
――ミュージックビデオでは、メンバー16人が100段以上の階段を踊ったり走ったりして上っていき、それをドローンが追う映像でした。
階段を上りきって、全員で踊るところが好きです。結構高いところまで来ているので、ラストでドローンが引いたときに尾道のきれいな景色が映って、そのシーンが一番好きですね。
――「風を待つ」で好きな歌詞は?
「やりたいことを見つけて都会へ行った 君は元気か 夢は見続けてるか?」というところです。私は瀬戸内を拠点に活動していますが、東京に行く機会も多くなっています。都会で心細かったりするので、そういった自分へのメッセージだと勝手に思っています。
――セカンドシングルの発売は昨年8月の予定でしたが、西日本豪雨の被害状況を受けて延期になっていました。
西日本豪雨災害には、すごく心が痛みました。瀬戸内って自然がすごく豊かなところで、それが自分たちの自慢だったのに、そういった自然が災害にあってしまいすごく悲しかったです。でも、同時に瀬戸内でも被害を受けていないところはたくさんあります。風評被害を打ち消すためにも、そういったところを私たちが伝えて盛り上げていけるのかなって思っています。
――西日本豪雨からの復興を願って、チャリティーコンサートや募金活動をしましたね。
チャリティーコンサートは東京、大阪、福岡で、募金活動は千葉や新潟などいろんな場所でしました。みなさん自分のふるさとのように瀬戸内を応援してくださったのが、すごくうれしかったです。
――今年5月でグループお披露目から丸2年。最も印象に残っていることは?
昨年12月にレコード大賞の新人賞をいただいたことです。ファーストシングル「暗闇」をリリースしたときから、ずっと新人賞をめざしてがんばっていたので。瀬戸内地域ではたくさんのレギュラー番組をいただいていますが、なかなか全国的な番組に出る機会がないので、大きな舞台に立てたのがうれしかったです。
――最近のメンバーの雰囲気は?
公演などたくさんさせていただいているので、一緒にいる時間が多くなり、絆が深まった気がします。レッスンでも、間違っているところを言い合ったり、もっとSTUが上にいくためには、どうしたらいいんだろうって、メンバー同士で話し合ったり。わちゃわちゃしつつ、みんなまじめにがんばっています。
――AKBグループの特徴は「会いに行けるアイドル」と言われますが、船上劇場はアイドルの方からファンに会いに行くわけですね。
それがSTUの一番の特徴です。ほかのグループさんは劇場が動かないけれど、私たちは瀬戸内7県を劇場船で回ります。各県の方にとって身近な存在になりたいです。
――今後、瀬戸内にどのように貢献していきたいですか。
ニューヨーク・タイムズが発表した今年行くべき場所として、瀬戸内が日本で唯一選ばれました。今年もこれからも、世界中から注目される場所になると思います。すごくステキな観光名所がたくさんあるので、私たちがどんどん全国や世界に広めていけたらいいなと思いますし、いつか世界的なツアーができたらうれしいですね。あと、瀬戸内の名所に「STU48号」がなったらいいなと思います。
MV、4分半をワンカットで
「風を待つ」のミュージックビデオは、広島県尾道市の「おのみち文学の館」周辺で撮影された。100段以上ある階段を全力で駆け回ったり踊ったりする16人の選抜メンバーたち。その約4分半を、ドローンを使って切れ目なしのワンカットで追ったのが特徴という。
センターの瀧野由美子は「1人でもミスするとカットすべてが使えなくなるプレッシャーから最初は緊張していました。2日間で全部で10テイク撮ったので、最後は体力勝負でした」。自分が映っていない場面では、映って踊っているメンバーに「がんばれー」と声をかけていたそうだ。
カップリング曲「出航」のミュージックビデオは、水夫のコスチュームをまとったSTU48の33人全員が出演。春の完成に向け、広島県内の造船所で改造中の劇場船「STU48号」で撮影された。
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