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春北風よ楠まもる野の花を
はるきたよ くすのきまもる ののはなを
春北風(はるきた):季節の移ろいの中で突発する寒冷の強風
近くにボランティアが管理する花壇があり
春の花が次々と咲きすすんでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/58/4c09ad829ce8138921d1e002a5a9c063.jpg)
この花壇の周りはもともとは森だったそうで、
高木のクスノキがぐるりと花壇を囲んでいる。
ボランティアさん
「クスノキは高木常緑樹で、この時期沢山の葉を落とす」
クスノキの葉は堆肥、腐葉土には適さないので、
毎朝、掃除に追われるとのこと。
そこへゴォーと冷たい突風が吹き荒れ、
なにもかも音を立て転がっていく、、。
大クスノキに囲まれた花壇の花々は
かすかに揺れるのみ。
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俳句では花と言えば桜の花である。
だが「花」は桜をいえど、
すべて春の花をもいう(白冊子:しろぞうし)