先週北陸新幹線で
福井へ
北陸は新潟、富山、石川、福井を言いますが、
豪雪地帯が多かった様ですね。
お見舞い申し上げます。
今年の福井は雪が少なかった様でした。
福井駅の近くにある
かって福井藩主松平家の別荘の
名勝養浩館庭園に。
朝一番に訪れたからでしょうか。
どなたにもお会いせず時おり小鳥の声が降ってくるだけの
静寂なひと時でした。
どのお部屋にも越前竹に越前水仙が飾られて
いましたが、異常気象のせいか開花が
遅かった様です。
お馴染みの雪吊にも雪がかかっていません。
もみぢ二葉ことづてのやう雪の原
もみじにようことづてのやうゆきのはら
季重なりですが
雪が季語
さわさわと寒九の水の湧きいづる
さわさわとかんくのみずのわきいづる
寒九の水:寒の入りから九日目の水
「一年で最も水が澄む日」
「この日に汲んだ水は腐らない」
健康にも効能があるとされる。
丁度この日が「寒九の水」知らずにおりましたが、
飲料水になる「芝原上水」が流れていましたが、
あまりに綺麗だったのでシャッターを。
かっての松平家の別邸であったこの養浩館は
松平春嶽により
「人に元来そなわる活力の源にとなる気」
転じて
「大らかな気持ち」を育む意味で
孟子の「浩然の気を養う」に由来しているとの事