写真を整理していると、アップしていないのがありました。
4月4日、小野市・加西市で 桜を撮ったあと
加西市鶉野町 を 通っていると、飛行機が!!
車を止め 観てきました。。。
無蓋掩体壕(むがいえんたいごう)跡 に 展示された SNJ-5練習機
案内板
鶉野飛行場に残る戦争遺産
無蓋掩体壕
大東亜戦争末期、姫路海軍航空基地では本土決戦に備え、待機する『紫電』他を隠すため、飛行場
周辺に土盛りの『無蓋掩体壕』を作りました。約3mの高さの堤体にして飛行機を入れ、木の枝や
木葉で覆いして保存していた。
昭和20年7月に入り基地の施設や配備する飛行機に対し、連合軍の戦闘機の攻撃も頻繁になり、
海軍第585設営隊の完璧な作業で1機も破壊されることなく全機無傷で残された。
この掩体壕を含めて飛行場の周辺には55箇所の無蓋掩体壕が作られました。
【今に残るこの『無蓋掩体壕』は鶉野飛行場に現存する価値の高い戦争遺跡です。】
海上自衛隊
『SNJ-5』練習機
米海軍名『SNJJ』の呼称を海上自衛隊が引き継ぎ、航空自衛隊では別名T-6『テキサン』とも
呼ばれ米国のノースアメリカン社で開発された傑作機の一つで、世界で最も成功した練習機です。
昭和10年に誕生してから約55年間飛び続け、総生産数17,096機、世界の40ヶ国で使用されました。
戦後、自衛隊発足後、昭和30年1月、MSA協定により供与され、航空自衛隊に167機、海上自衛隊
に48機の計215機を保有した。この機体は、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊『鹿屋航空基地資料館』に
展示されていましたが、第1航空群司令のご好意により加西市防衛協会に貸与されたものです。
速 度 巡航 約287km/h 機体
発 動 機 R-1340 600馬力×1基 幅 × 長 × 高
全備重量 約2,400kg 12.81m 8.84 3.80
乗 員 2名
製造会社 ノースアメリカン社