京の一枚

京都 青モミジに映える古寺 真如堂



正式名称 真正極楽寺 (しんしょうごくらくじ)  




新緑と紅葉に映える阿弥陀の古寺




正式には鈴声山真正極楽寺といい、広い境内には八つの塔頭と重要文化財の本堂。


三重塔が並ぶ天台宗の古刹。


時代劇に迷い込んだような土塀の道を行くと、門前に着く、大人の風情を感じさせる。


上質の静かさがただよう。


山門をはいて右手に三重塔がそびえもみじが影を落としている。


秋は紅葉の真如堂゛のたとえどおりに、深紅に照り映える。


無実の罪科をはらうという殺生石鎌倉地蔵が、物静かにたたずんでいる。


真如堂は984年[永観2]叡山の戒算上人[1053]の開基。


本尊の阿弥陀如来立像は、元比叡山常行堂にあったもので、円融天皇女御、東三条院藤原詮子の離宮に祀られていた。


阿弥陀如来立像は、慈覚大師円仁が萱の霊木に彫ったもので、大師が「一切衆生を導きなさい、特に、女人を救いなさい」と言うと、3回うなずいたと伝わる。


ゆえに、゛うなづきの阿弥陀゛と呼ばれる。


現代も女性の信仰を集めている。


本堂の裏には薄紫にけむる東山を借景にした枯山水「涅槃の庭」もある。








真如堂宝物虫払い


京のわらべ歌にも歌われている、ああ真如堂飯 黒谷さん「金戒光明寺の事」で ああしんどいな、飯くいたいな意。


もう一つは ああ真如堂 ここらで一服永観堂 そんなうまいこと南禅寺 で これは洛東の古寺三か寺詠んだもの。


そんなうまいこと、の代わりに、真如堂では、お茶漬けさらさら と詠み、お茶漬け何杯やと解している。








プロのカメラマンが注目する程の紅葉の名所。






拝観料 [境内自由]庭園¥500円




アクセス  京都駅


市バス5→真如堂前下車・徒歩10分


料金 大人  500円


  大学生 500円


  高校生 400円


  中学生 300円


  小人  無料


  障害者無料




拝観


開館時間 9:00 - 16:00


見学所要時間 約 40 分


駐車場情報


自家用車5台分 無料


住所


京都市左京区浄土寺真如町82


電話番号 075-771-0915








隣に金戒光明寺がある。


近藤勇・芦沢鴨らはここに本陣を置く松平容保に願いを託してて出て行った後、新撰組を結成する。



















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