京の一枚

京都 毘沙門堂・山科の古刹の観桜会 


釈迦の誕生日が旧暦の4月8日とされることに合わせて、約30年前から開催。



境内には、樹齢150年を超えるしだれ桜やソメイヨシノなど約45本が植えられている。




今回は、島原の太夫(たゆう)、司太夫の琴の演奏に合わせて、昨年11月にデビューした葵(あおい)太夫が舞を披露。また琴やバイオリン、チェロの演奏なども行われた。




天台宗の門跡寺院であり、本尊の毘沙門天は京の七福神の一つに数えられる。


創建は大宝3年(703)。


かつては上京区出雲路にあったが、応仁の乱で廃絶。


天海・公海両師が寛文5年(1665)にこの地に復興し、後西天皇の皇子が入寺して門跡寺院となった。


円山応挙作の鯉の絵や、狩野益信作の宸殿[しんでん]の襖絵[ふすまえ]など見るべきものが多い。


春には宸殿前にある樹齢百数十年のシダレザクラが見事に咲き誇る。


また、秋の紅葉も美しい。





■場 所: 毘沙門堂・観桜会


■期 間: ※2021年度は中止。


詳細は公式サイトをご確認下さい。






■時 間: 10~15時

■料 金: 拝観料:500円


     茶券:500円


■アクセス: JR東海道線「山科」駅


■お問合せ: 075-581-0328


■詳細ページ:http://bishamon.or.jp/










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