恵比寿神社
毎年1月8日から12日の5日間、京都ゑびす神社では初ゑびす(十日ゑびす)が行われます。
「商売繁盛、笹もってこい」と三味線と太鼓に合わせたゑびす囃子が21世紀の景気を盛り上げます。
正月10日は、農神、商売、漁業の神様として知られるゑびす神の誕生日とされる日。
毎年1月8日から12日の5日間、京都ゑびす神社では初ゑびす(十日ゑびす)が行われます。
「商売繁盛、笹もってこい」と三味線と太鼓に合わせたゑびす囃子が21世紀の景気を盛り上げます。
正月10日は、農神、商売、漁業の神様として知られるゑびす神の誕生日とされる日。
8日の招福祭、9日宵ゑびす祭、10日初ゑびす大祭、11日残り福祭、12日撒福祭と、10日をはさみいろんなお祭りがにぎやかに行われます。
ほかに餅つき神事、湯立て神楽神事が行われ、吉兆笹が授与されます。
また、本当に聞き届けて欲しいなら社殿の後ろにまわり板戸を叩いて「たのんまっせ~」と念押ししておくのも京のゑびす祭ならではのお約束。
京都ゑびす神社は西宮・大阪今宮神社と並んで日本三大ゑびすと称され、「えべっさん」の名で親しまれています。
その起源は約800年前土御門天皇の建仁2年(1202年)に禅の祖といわれる栄西禅師が建仁寺建立にあたり、その鎮守として最初に建てられたものです。
今日多くの方はゑびす様と言えば「商売繁盛の笹」をイメージされますが、ゑびす信仰の象徴とも言える笹は元来京都ゑびす神社独自の「御札」の形態が広まったものです。
笹は縁起物の松竹梅の竹の葉で「節目正しく真直に伸び」「弾力があり折れない」「葉が落ちず常に青々と繁る」といった特徴から家運隆昌、商売繁盛の象徴となりました。
お多やんの飴
恵比須神社では、10日の祭に向けて8日に餅つきをして神様にお供えし、残り福と呼ばれる11日、舞妓さんが笹を授与された参詣者にその餅を手渡します。
昔は撒いていたとか。
お商売人の家でもそれぞれで餅を搗き、近所に配っていました。
当神社ではお多福の顔の入った金太郎飴が人気です。
アクセス
■京都駅から
市バス(31・46・201・203・207系統など)で四条京阪前バス停徒歩約5分
■期 間:1月8日~12日(※毎年同じ日程です)
■時 間: 招福祭(23時閉門)
湯立て神楽・餅つき神事:8日
宵ゑびす祭(夜通し開門):9日10時~
初ゑびす大祭(夜通し開門):10日、東映女優による福笹の授与:11~12時、13~14時半
のこり福祭(24時閉門):11日
宮川町、祇園町の舞妓さんの奉仕:11日14~16時、20~22時半
撒福祭(22時閉門):12日
■住所
京都市東山区大和大路通四条下ル小松町125
■TEL:(075)525-0005
■詳しくは:http://www.kyoto-ebisu.jp/
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。