春の足音が聞こえたら・・・
「まだまだ寒おすなぁ」と言いながらも春はもうそこに。
そんな頃、京のお寺さんでは自慢の大きな涅槃図を本堂に掲げ始めます。
涅槃図はまるで絵解きのよう。
良く見ると新しい発見が必ずみつかるります。
真如堂・涅槃会3月15日
涅槃図の公開が1ヶ月に渡って行なわれ、涅槃会法要は15日。
「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります(有料・ 拝観料に込み)。
☆涅槃図:江戸時代中期、宝永年間のもの。
タテ6m・ヨコ4mの紙本着色の極彩色1709年に三井家から寄進されたもので、横たわる釈迦の周囲に鯨や蛸など海の生物を含む127種類の多様な生物が描かれているのが特徴です。
★お釈迦さんの鼻くそ?花供租あられの秘密★
この鼻くそを食べるととてもご利益があるのです。
鼻くそは「花供租」と表し、食べると1年間、病気をしないで無事に過ごせるというもの。
かつては家庭でお やつとして作られていたお菓子ですが、すっかり硬くなった鏡餅をあられ状に細かく切って黒豆、白豆といっしょにいって砂糖醤油でまぶします。
とても香ばしくて、あま辛く子供たちの間では「お釈迦さんの鼻くそ?」といって、この季節になるとおやつとして親しまれていました。
■期 間:3/14~/16(※毎年同じ日程です)
■時間:9~16時
■拝観料:拝観料:500円
■アクセス:市バス5「真如堂前」
■お問合せ: 075-561-1551
■詳しくは:http://shin-nyo-do.jp/
東福寺・涅槃会
大涅槃図の開帳は本堂で行われ、画僧・明兆(室町時代初期)は、大道一以に師事し当寺にはいりこの大涅槃図を描きました。
東福寺には多くの彼の作品が所蔵されています。
涅槃図の掲げられた本堂の中で「花御供」(はなごく)が授与されています(有料)。
また、開山堂・本堂・方丈で尺八献笛が行なわれ(無料)本殿東側では甘酒の接待があります(無料)。
合わせて国宝の三門や、塔頭の一つである龍吟庵も特別公開されます。
■期間:3/14~/16(※毎年同じ日程です)
※「大涅槃図」の修復が終わり4年ぶりに公開されます。詳細は公式サイトをご確認下さい。
■時間:9~16時(※最終日は9~15時半)
■拝観料
500円(三門楼上佛像天井絵)
500円(龍吟庵)
■アクセス:JR奈良線「東福寺」駅
■お問合せ: 075-561-0087
■詳しくは:http://www.e-kyoto.net/special/768
清凉寺・涅槃会
清凉寺の嵯峨大念仏狂言(重要無形民俗文化財)は、京の三大念仏狂言の一つで、自由に鑑賞できます。
また、護摩儀厄除祈願は、朝から受け付けています。
涅槃会法要の後、お松明式が行われますが、嵯峨松明式は京の三大火祭りの1つでスケールが大きく、本堂前に8メートル余の大松明3基を立て、点火します。
大松明は赤松の枝とフジのつるで作られ、それぞれ早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)に見立てており、この燃え具合で農作物の吉凶を占うものです。
京都でも最も古い行事の一つで、釈迦を荼毘(火葬)に付したときの有様を再現した祭りだといわれています。
夜店も出てじっくり楽しめますがかなりの混雑が予想されます。
■日時:3/15 10時~ 雨天決行 (※毎年同じ日程です)
※狂言の上演(狂言堂にて無料)15時、16時半、18時
※涅槃会の法要18時半~
※ 「松明式お練り」20時頃~
■拝観料:当日は無料(但し、15日以外は400円)
■アクセス:京都バス71、72「嵯峨釈迦堂前」
■詳しくは:http://jodo.or.jp/footprint/07/index.html
泉湧寺・涅槃会
泉湧寺で 一般公開される大涅槃図は縦16m横8mの日本最大の紙本極彩色です。
江戸中期に明誉古かん(※石へんに間という漢字)上人が描いたもの。
15日に涅槃会法要が行われます。
☆涅槃図:タテ16m、ヨコ8mで日本最大。
江戸中期・明誉古かん(※石へんに間という漢字)上人作 余りにも大き過ぎて一部が天井と床にはみ出すほど。
中央に横たわる釈迦を人々が幾重にも取り囲み、手を合わせたり涙をぬぐったりして釈迦の死を悲しんでいる様子が描かれています。
■日時:3/14~/16 (※毎年同じ日程です)
※涅槃会の法要 15日
■拝観料:500円
■アクセス:市バス208「泉涌寺道」
■詳しくは:http://www.mitera.org/
本法寺・涅槃会
本法寺にある涅槃図が公開されます。
長谷川等伯が描いた縦10メートル横6メートルの大作です。
東福寺(吉山明兆筆)、大徳寺(狩野松榮筆)の涅槃図と共に日本三大涅槃図の1つ。
あわせて寺宝も公開されます。
「三巴の庭」は国の名勝。
涅槃図:長谷川等伯作の重文。
名勝三巴の庭:本阿弥光悦作。
■日時:3月14日~4月15日(寺の行事のある時は休止)
■拝観料:1,000円
■アクセス:市バス9「堀川寺之内」または
■地下鉄「鞍馬口」駅より徒歩約12分
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。
「まだまだ寒おすなぁ」と言いながらも春はもうそこに。
そんな頃、京のお寺さんでは自慢の大きな涅槃図を本堂に掲げ始めます。
涅槃図はまるで絵解きのよう。
良く見ると新しい発見が必ずみつかるります。
真如堂・涅槃会3月15日
涅槃図の公開が1ヶ月に渡って行なわれ、涅槃会法要は15日。
「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります(有料・ 拝観料に込み)。
☆涅槃図:江戸時代中期、宝永年間のもの。
タテ6m・ヨコ4mの紙本着色の極彩色1709年に三井家から寄進されたもので、横たわる釈迦の周囲に鯨や蛸など海の生物を含む127種類の多様な生物が描かれているのが特徴です。
★お釈迦さんの鼻くそ?花供租あられの秘密★
この鼻くそを食べるととてもご利益があるのです。
鼻くそは「花供租」と表し、食べると1年間、病気をしないで無事に過ごせるというもの。
かつては家庭でお やつとして作られていたお菓子ですが、すっかり硬くなった鏡餅をあられ状に細かく切って黒豆、白豆といっしょにいって砂糖醤油でまぶします。
とても香ばしくて、あま辛く子供たちの間では「お釈迦さんの鼻くそ?」といって、この季節になるとおやつとして親しまれていました。
■期 間:3/14~/16(※毎年同じ日程です)
■時間:9~16時
■拝観料:拝観料:500円
■アクセス:市バス5「真如堂前」
■お問合せ: 075-561-1551
■詳しくは:http://shin-nyo-do.jp/
東福寺・涅槃会
大涅槃図の開帳は本堂で行われ、画僧・明兆(室町時代初期)は、大道一以に師事し当寺にはいりこの大涅槃図を描きました。
東福寺には多くの彼の作品が所蔵されています。
涅槃図の掲げられた本堂の中で「花御供」(はなごく)が授与されています(有料)。
また、開山堂・本堂・方丈で尺八献笛が行なわれ(無料)本殿東側では甘酒の接待があります(無料)。
合わせて国宝の三門や、塔頭の一つである龍吟庵も特別公開されます。
■期間:3/14~/16(※毎年同じ日程です)
※「大涅槃図」の修復が終わり4年ぶりに公開されます。詳細は公式サイトをご確認下さい。
■時間:9~16時(※最終日は9~15時半)
■拝観料
500円(三門楼上佛像天井絵)
500円(龍吟庵)
■アクセス:JR奈良線「東福寺」駅
■お問合せ: 075-561-0087
■詳しくは:http://www.e-kyoto.net/special/768
清凉寺・涅槃会
清凉寺の嵯峨大念仏狂言(重要無形民俗文化財)は、京の三大念仏狂言の一つで、自由に鑑賞できます。
また、護摩儀厄除祈願は、朝から受け付けています。
涅槃会法要の後、お松明式が行われますが、嵯峨松明式は京の三大火祭りの1つでスケールが大きく、本堂前に8メートル余の大松明3基を立て、点火します。
大松明は赤松の枝とフジのつるで作られ、それぞれ早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)に見立てており、この燃え具合で農作物の吉凶を占うものです。
京都でも最も古い行事の一つで、釈迦を荼毘(火葬)に付したときの有様を再現した祭りだといわれています。
夜店も出てじっくり楽しめますがかなりの混雑が予想されます。
■日時:3/15 10時~ 雨天決行 (※毎年同じ日程です)
※狂言の上演(狂言堂にて無料)15時、16時半、18時
※涅槃会の法要18時半~
※ 「松明式お練り」20時頃~
■拝観料:当日は無料(但し、15日以外は400円)
■アクセス:京都バス71、72「嵯峨釈迦堂前」
■詳しくは:http://jodo.or.jp/footprint/07/index.html
泉湧寺・涅槃会
泉湧寺で 一般公開される大涅槃図は縦16m横8mの日本最大の紙本極彩色です。
江戸中期に明誉古かん(※石へんに間という漢字)上人が描いたもの。
15日に涅槃会法要が行われます。
☆涅槃図:タテ16m、ヨコ8mで日本最大。
江戸中期・明誉古かん(※石へんに間という漢字)上人作 余りにも大き過ぎて一部が天井と床にはみ出すほど。
中央に横たわる釈迦を人々が幾重にも取り囲み、手を合わせたり涙をぬぐったりして釈迦の死を悲しんでいる様子が描かれています。
■日時:3/14~/16 (※毎年同じ日程です)
※涅槃会の法要 15日
■拝観料:500円
■アクセス:市バス208「泉涌寺道」
■詳しくは:http://www.mitera.org/
本法寺・涅槃会
本法寺にある涅槃図が公開されます。
長谷川等伯が描いた縦10メートル横6メートルの大作です。
東福寺(吉山明兆筆)、大徳寺(狩野松榮筆)の涅槃図と共に日本三大涅槃図の1つ。
あわせて寺宝も公開されます。
「三巴の庭」は国の名勝。
涅槃図:長谷川等伯作の重文。
名勝三巴の庭:本阿弥光悦作。
■日時:3月14日~4月15日(寺の行事のある時は休止)
■拝観料:1,000円
■アクセス:市バス9「堀川寺之内」または
■地下鉄「鞍馬口」駅より徒歩約12分
※主催者の都合により、予定・内容が変更される場合がありますので事前にご確認お願いいたします。
※写真は全て過去のものです。