離れたくないと
絡み合うように眠った
薄日がさして
薄目をあける
一人でいる時には
自らの体の不恰好さを
感じていたのに
不思議
あなたの体が重なると
わたしの体は輝く
形が違う二人の体
混ざれば
違いが際立つ
そして
互いの美しさが
浮き上がる
硬いものと柔らかいもの
骨ばったものと肉感的なもの
筋肉と脂肪
直線と曲線
あなたは
私の髪に顔を埋めて
寝息をたてている
私は
あなたの胸に顔を埋めて
心臓の音を聞く
手を伸ばし
あなたのちくちくする
頬を撫でる
私にはないもの
また
紗のような眠気に包まれた
あなたの腕に抱かれれば
いつまでも
うつらうつら
至福の海を漂う
絡み合うように眠った
薄日がさして
薄目をあける
一人でいる時には
自らの体の不恰好さを
感じていたのに
不思議
あなたの体が重なると
わたしの体は輝く
形が違う二人の体
混ざれば
違いが際立つ
そして
互いの美しさが
浮き上がる
硬いものと柔らかいもの
骨ばったものと肉感的なもの
筋肉と脂肪
直線と曲線
あなたは
私の髪に顔を埋めて
寝息をたてている
私は
あなたの胸に顔を埋めて
心臓の音を聞く
手を伸ばし
あなたのちくちくする
頬を撫でる
私にはないもの
また
紗のような眠気に包まれた
あなたの腕に抱かれれば
いつまでも
うつらうつら
至福の海を漂う