どこにあるのか
誰も知らない
それでも
そこは
生きとし生けるものに
開かれている
誰もが
たどり着くことが
できる…はず
光の敷き詰められた
道を歩けば
緑色の風が吹く
七色の小人が
白樺のウロで笑っている
賢者のふくろうが
無花果の枝で話をしている
漂うのは桜色の霞
ここは
まほろば
どこかにあって
どこにもない
誰も知らない
それでも
そこは
生きとし生けるものに
開かれている
誰もが
たどり着くことが
できる…はず
光の敷き詰められた
道を歩けば
緑色の風が吹く
七色の小人が
白樺のウロで笑っている
賢者のふくろうが
無花果の枝で話をしている
漂うのは桜色の霞
ここは
まほろば
どこかにあって
どこにもない