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5月13日 日本の裁判ってガラガラくじみたい④

2019-05-14 20:30:58 | 社会科

裁判官はガラガラくじみたいにハズレ玉がほとんど、の続き

ガラガラくじだったら、ハズレたって得しないだけだから

やっぱりこの例えじゃ大違いだね~

ハズレ裁判官のために人生めちゃくちゃにされても

その裁判官も、国も、えん罪の場合だったら警察や検察も、どこも責任取らない

責任取らせるにはまた裁判だ

で、その④はDVはイケナイということがやっと社会に広まり

支援の制度やノウハウも年々進んできたと思ったのに

裁判の中では全然軽く見られて、DV法の趣旨が骨抜きにされそう

③の徳島県教組襲撃事件のお話聞いて、

加害者が平然とユーチューブに流したりしていたから、

その修羅場を動画で見たのだけど

DVの場面とまるっきり重なると感じた

たとえ相手が配偶者一人でも、殴るけるという形をとらなくても

「家」という密室で一方的に攻め立てられたら、

まして、それが繰り返されたら、

どんなに怖いか、ストレスでいっぱいになるか、想像してみてね。

DVを考えるときもっとわかりやすいのは、裁判のハナシじゃなくてイジメ事件

身体的暴力のこともあるけど、女子によくある別の形

無視されたり、陰でみんなが何か仕組んだり、

身体的暴力がなくったって、生きる望みがなくなるほどつらい

内閣府だって、「DVとは」暴力の形態として身体的以外も挙げている

その原因や、被害者・家族への影響も書いてある

だから、何と何がDVで、何ならDVじゃないのか、という線引きは無意味で

当事者・支援者の団体ならみんな同じように一言で整理

「一方が他方をコントロールし、従わせようとして用いる威圧的な行動パターン

支配することが本質・目的。暴力のいろいろな形は手段

DVをする人は子どものことも支配し、自分に従わせようとするし

「面前DV」は児童虐待だと国もはっきり言っている

じゃ、子どもの前ではいい顔して、陰でやったら虐待じゃないのかな?

法的にはまだそうかもしれないけど、子どもへの影響は同じに大きい

陰でのDVも子どもは気づいていることが多いし

被害者がストレスでいっぱいなのも子どもは感じ取る

DVの原因が自分だと感じて罪悪感を持ったり、

DVの行動パターンを身に付けたり。

さて、それでは

子どもに悪影響を与えているのは、ストレスいっぱいのDV被害者???

そりゃないでしょ~

DV被害者にそのストレスを与えている、DV加害者だよね~

夫婦が別れたら子どもがかわいそうと我慢してると

ず~っとそういう家庭環境だから、その方がよほどかわいそう

子どもの生活の場を変えたり、今までより貧しくなるのはかわいそうと

暴力的、支配的な加害者のもとに残すのはもっとかわいそう

虐待の始まるリスクがとても大きいし、それが心配だと加害者のもとに戻るしかない

子どもを引き取ってすっきり別れて、

恐怖や自信喪失から逃れて、平和な家庭環境で、元気を取り戻して

DVの下では制限もされがちな友人や親族との交流も増えて

安心して、生き生きと暮らすことができれば

両親揃っていたときより、ずっとずっと子どもにとっても幸せじゃないかな~

そうしたいと思っても

DV被害者が子どもを連れて新しい生活を始めるのはすごく大変で

だから、いろいろ相談の窓口が役所にも、民間団体にもあるし

支援のための制度もいろいろあって

生活の場所確保、子どもの学校、健康保険などで

加害者に居所が見つからないように何通りかの方法があるし

冤罪事件では、見込み捜査や自白の強要でろくなことをしない警察でさえ

DV被害者を守る姿勢を見せ、援助しますよ、と

被害者と子どもを守るには、加害者との接触を避けなくちゃ

先へ進むための交渉には代理人を立てる。

そのお金が大変だから、法テラスの支援制度があるのだけど

通常よりずっと安い費用になり、当面立て替えてもらい、月々の分割返済。

それでも、加害者が居直って、何もかも裁判に持ち込んだら

別々に何本もの裁判になって、毎月の返済が何万円にもなってしまう

離婚したくても、調停でごねられて不成立で裁判離婚をするとなると

法律で決まっている離婚の理由はとんでもなく時代遅れで

一応「その他」の項目はあるけど、DVがそこに自動的に入るわけではないし

内閣府までがDVだと認めてることを裁判所はDVというほどじゃないとか言い出すし

長~~~い~~~年月がかかる

その間は「ひとり親家庭」への支援制度は、ほとんどが対象外

別居でも安心した生活ができれば長引いてもなんとかなるので

「養育費」のようなイメージで「婚姻費用」というのがあるけど

裁判所が金額を決めるときの基準が低額だし、

DV被害の慰謝料的なことは考えてくれないし。

加害者がごねると裁判が長引きいつまでも支払われず被害者の生活が破綻したり。

そして、一番とんでもないのが、

裁判所の姿勢を論じている、ある弁護士のページをみつけてわかったのだけど、

裁判所は、「面会交流は子の福祉に資する」という前提に立っていて、

両親が別居しても子どもにとっての実の親だから、なるべく多く合わせた方が良いとか

夫婦の問題は別で親として面会交流の日時や場所を自分たちで調整しなさいとか

DVについての常識が全然なく平気でそんなことを決める裁判官がいるようだ

DVの暴力の形態は一続き、いつ命の危険があるかわからず身を隠して

役所の相談機関だって、見つからないように気を付けてという支援をしているのに

警察の保護命令が取れれば、子どもへの接近禁止になるのに

裁判所は、子どもを加害者に会わせるように、調停では勧め、審判になると決める

子どもへ直接の、よほどひどい身体的虐待がないと、

「面前DV」だって虐待なのに、お構いなし

たまには理解して配慮する裁判官もいて、判例も積み重なってはいるけど。

月一回半日くらいに決められる場合が多いようだけど、

裁判の延長で弁護士が間に入っても

本人を置いて勝手に進められないから、

加害者の、攻撃的威圧的な主張に毎回接して、同居中と同じDV関係が蒸し返される

加害者が面会のとき根掘り葉掘り子どもに生活状況を聞いて居所を探ったり

自分の子育て方針を押し付けたり、支配・コントロールしたり

そうならないという保証はどこにもない

子どもも自分の意思や生活があり、友達と出かけたい、とかいろいろ

好きにしたい時間に面会交流が強制されるなんて、重荷だろうな~

せっかく「立法」が「DV法」を作り

「行政」が被害者を守れるように支援しても

「司法」がDVを軽視して、被害者のことを考慮しないから、

別れても~DVな人~