こういったクルマは発売直後に行かないと、試乗車はおろか、展示車もない場合が多いので発・発より2週間が経過したタイミングでディーラーへ。イメージカラーの濃いブルーメタの試乗車があったがマニュアル。その日はとてもクラッチなんか踏めそうにない革靴だったので運転はせずに営業マンに周りを走ってもらった。(3代目デビュー時に試乗はたっぷりしたので今回は運転しなくてもよかったし)幌仕様と比べると、まずドアの閉まる音からしてまったく違う。当然と言えば当然だが剛性感タップリの音で閉まる。助手席に座り上を見ると、これまた当然だが立派な内貼でクローズドボディそのものである。幌仕様は、幌が1層しかない上に何かがビローンと垂れてる状態だったので、ハードタイプの屋根でやっと、質感の上がった内装に似合うことができたと思った。なので快適性・質感という点では非常に良いと思う。しかしマイナス点もあるわけで。ひとつは車両重量とか価格の関係と思われるが、遮音性がかなり低い。もちろんエンジン音・排気音など意図的に入れている音もあるだろうが、試乗が雨だったため、前回の試乗時(晴れ)に気が付かなかったリアからのロードノイズ(雨の音)が尋常ではない。これがZ4だと排気音のみきれいに車内に入っていて、ロードノイズは幌を閉めた状態だと殆ど気にならない。あとはスタイル(シルエット)。幌仕様に比べリアウインドウまわりのボリュームが少なくなり、真横とか斜めリアから見るとFRらしいスタイルが望めない。チンチクリンである。コペンみたいな感じである。初代から踏襲されている、開けても閉めてもバランスのいいスタイルは、このリトラトップモデルの場合、閉めた状態では実現できてないと思った。しかしながら気になるクルマであることには変わりはないけど。
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