ARK STORM新譜「Voyage of the Rage」

イングウェイ・フォロワーとカテゴライズされるギタリストの中でも質の高いクオリティを発揮される太田カツ氏率いるARK STORMからまさかの新譜です。
しかも、あのマークボールズ様がフル参加となれば買わないわけにはいかず、CD店で注文にてゲットしました。
イングウェイ・フォロワーと呼ばれるギタリストは洋の東西を問わず多く活動されておりますが、テクニカルな面で言えば日本人では太田カツ氏がダントツで抜きん出ていると思います。
楽曲においては、個人的な解釈ですが、やはり「メロディーを置きにいっている」感がどうしても拭えないかなと思います。しかし今回はマークボールズ様もいるし勝手に「マーチングアウト」や「トリロジー」的なものを期待して聴き込んでみましたが、琴線に触れるまでの曲は・・・という感じです。
（太田カツ氏が上で挙げたような曲を作りたいかどうかも当然判りませんのであくまで個人的な期待、ということで）
サウンドクリエイトの面やギター単体のテクニカル的な面はまさに「完コピ」と言えるような、かつてのイングウェイ無き今となっては最早超えたのでは、と思わせる出来と思います。通勤時だけでなく車でも聴き込んで、もっと楽曲への理解度を高めたいと思います。

今回のトピックであるマークボールズ様は、正直驚きました。最近は短髪・バンダナ・タレサンのビジュアルで「どうした？！」と思っておりました。もう声が辛いのかな、と勝手な想像もしたり・・・。が、本作ではかつての美しいハイトーンはそのままに、美しい・ハリのある力強い歌声は健在でした。素晴らしい！