今日は熊本県立大学環境共生学部に移って、講座を聴いた。
講座の項目は、水の美味しさの科学。熊本の水はどうして美味しいのか3つの実験があった。まず1つ目は、A、B, C
の水の硬度を測る。試薬をいれて紫色に変色したものを比色紙と比べながら硬度をみた。
A 薄い紫 硬度は3
B 中間の色 硬度は80
C 濃ゆい紫 硬度は200
と実験結果がでて、Aは温泉水、Bは熊本のおいしい水(市販のもの)、Cはエビアン、外国のミネラルウォータだった。
2番目の実験は試飲だ。
A 温泉水 軽い塩気を感じる。すーと飲める。
B 熊本のおいしい水 これが一番おいしい
C 硬い、口の中にひっかかる感じ。
日本の水は軟水であり、それは火山灰性の土壌による。地下水の浸透性が高く、地中のミネラル分の溶けるのが遅い。
外国、ヨーロッパなどは石灰岩であり浸透性が遅く、ミネラル分が溶けやすい。
熊本の水道水は地下水だが、厚労省のおいしい水研究会で全国第3位に選ばれている。1位は青森県だ。
だが、問題がないわけではない。硝酸塩窒素の存在だ。
続く
補足
実験棟にはフラスコ、バーナーなど懐かしい実験器具があった。小学校から高校まで科学部にいたので感慨深い。
500mlのフラスコでラーメンを作ったこともある。
ある日のこと、科学部の部室からラーメンの匂いがするのに不審に思った先生が入ってきて、怒られたことがあったのも懐かしい思い出である。