かーさんと散歩に行ったんだ。ボクは最近とっても走るのが速くなったってとーさんがほめてくれるから、かーさんと一緒のときにも、ボクの速いのを見せてあげようっと思ってね、思いっきり走ったの。
そしたら、かーさん、ぜぃぜぃ言いながらも、一生懸命ボクの引っ張るリードにくっついてきたんだけど、突然、びーんと引っ張られて、ボクは急ブレーキ。
かーさんが、ころんでた。
「痛いじゃないの!太陽!こんなに速く走るから、かーさんころんじゃったじゃない!んもう!」
かーさんがそう叫んだけど、ボクは、ほめてもらえると思っただけなんだモン。