燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

スリリングな最終日

2016-07-13 12:55:53 | 済州島2016
 滞在3日目は最終日……なんだけど、実を言うと、「テウジョン」以降はメモをつけなかったので、2か月近く経ってからの書き起こしはそろそろ限界だ。
 というわけで、ざっくりと書く。

 前日に「一緒にプレーしましょう」と話していた世田谷マダムは、何やら用事ができたのか(里帰り中だし)、結局カジノには現れず、ちょっぴり残念だった。
 カジノでの出会いは、大抵の場合、一期一会であり、名を交わすことはまずない。
 でも、旅の思い出を彩るのは、そういう出会いだったりする。

 さて、いよいよ最終戦──。
 夕刻には出発しなければならないというタイムリミットは、まさに背水の陣であり、これまでのように悠長なプレーをしている閑はない。
 とはいえ、元手が少ないので、一か八かの一発勝負はせず、連敗に耐えられるように賭け金を変動させつつ、チャンスが来るまで元手を少しずつ増やしていくのがベストだと判断した。

 しばらく続けていると、ジリ貧ながらもゼロにはならないので、なんとかなりそうな気がしてきた。
 これは、「諦めるな!」ということに違いない。
 そのうちに、連敗が減り、ダブルダウンやスプリットで勝ちを得て元手が増えてきた。

 そして、ようやく流れがこちらに来た。
 私はカードカウンティングができないので(もしもできたら出入禁止だけど)、流れの中身をわかっているわけではない。
 でも、いい流れに乗れないと勝てないことは身に沁みてわかっている。
 大きく賭けるなら今がチャンスだ。

 そこからは、思い切って、心の中でミニマムレートをW10万に設定してプレーした。
 この金額ともなると、さすがに緊張する。
 もしもスプリット4回、さらにそれぞれダブルダウンで負けたなんて場合には目も当てられないけど、その覚悟なくして勝負はできない。

 これまで私は真剣にプレーしてきたつもりだけど、いつの間にか、緊張感が薄れていたのかもしれない。
 W10万というのは、人によっては雀の涙ほどの賭け金だろうけど、私にとっては間違いなく高レートで、今までとは明らかに異質の感覚を味わった。
 レートを上げただけで、別次元に身を置いたように感じられるとは……。

 そのスリルが功を奏したのかもしれない。
 今思い出しても、怒涛の追い上げだったと思う。
 時間になり、勝負を終えた時、夫も私も勝っていた。

 全勝負を総括すると、チームでW500万以上の勝ちとなった。
 今回はカジノチェックインなので、宿泊費は無料だ。
 販促主任のKさんが提示した「カジノで50万円以上プレーする」という条件は十二分にクリアしたので、大手を振っての勝ち逃げである。

 さて、次回の勝負は──6月!(旅行記が追いつかない)




2 コメント

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おめでとうございます (とほ)
2016-07-15 07:07:52
もしかして、旅費を支払ってもおつりがくる大勝利でしょうか。
勝ち負けの差がW5Mだから、累計額ではその4倍くらいは使っていそう。
相手は「預けただけ」と悔しがっていることでしょう。
もう、次の勝負6月は終わってますね。
返り討ちにされましたでしょうか。^^
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Re:おめでとうございます (燈子)
2016-07-15 10:33:11
 ありがとうございます!
 旅費を含め、諸経費を差し引いての金額なので、帰国当初はもっと浮かれていましたが(笑)
 冷静に考えると、次回の資金ができただけなので、大勝利とはいえないような気がします。
 その6月戦ですが、私は少々返り討ちに……(汗)
 プロにはなれそうにないです(笑)
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