燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

入浴法

2001-04-04 00:00:00 | 健やかにいこう
以前、身体に良いとして某TV番組で紹介されていた半身入浴法。
血液がサラサラになるとか言っていたように覚えているが、
最近では身体に良くないことがわかったらしい。
サラサラどころか、逆にドロドロになるらしいと今度は言っている。
そんな極端な話があるかいな、と思ったが、
半身入浴法は試してみてあまり好みではなかったので、
まぁあまり関係のないことではあった。

そして。
またTVを見た夫が今度は温冷入浴法が良いという。
どんなものかというと、身体を洗った後、まず初めは普通にお風呂に浸かって温まる。
お湯の温度は好みもあると思うが、41~43度くらいのちょっと熱めにする。
そして、身体の芯まで温まったなぁと思ったら、
湯船を出て、今度は冷水を足の方から少しずつ全身にかけていく。
これは1分でも結構長いと感じる。
最初は慣れないので自分が耐えられる温度から始めるとよいかもしれない。
これを1セットとして何回か繰り返すのである。
冷水を全身にかけるのが無理なら、足の甲にだけかけてもよいらしい。
そこに秘密のツボがあるらしいのだ。
夫の周りにもやはり同じ番組を見て実践している人がいて、
その人はお子さんには足の甲にだけ冷水をかけているそうだ。

我が家はそう毎日お湯を立てることはせず、もっぱらシャワーだったのだが、
夫がまたマグネットバイクをこいだり腹筋運動を始めたりしたので、
そういう運動をした日にはお風呂を沸かすようになった。
そこで夫は早速自分で試してみた。
そんな入浴が延べ10日間くらいに及んだ頃から、夫は二の腕の軽い湿疹というか、
ちょっぴり鮫肌っぽかったのがツルツルになってきたと言い出した。
触ってみてとうるさく言うので触ってみると、
ふむ、前よりもツベツベしているような気がする。
見てみると、確かに綺麗になりつつある。

ふむ。

実は、私も中学の頃からいまだに背中に湿疹のようなものがある。
ちょうどごく普通のワンピース型水着を着たときに露出する部分である。
中学の頃に比べたら範囲が狭くなって良くなったほうだと思うのだが、あるには違いない。
そこで私も騙されたつもりで温冷入浴法とやらを試してみることにした。

初めて冷水をかけるとき、まず34度くらいから始めることにしたが、それでも冷たい!
お風呂場でぎゃあぎゃあ悲鳴を上げながら自分に水をかけ続ける図はまるで滝修行そのもの。
とても長くはやってられないのですぐに湯船に戻る。
それを繰り返して1日目は終わった。

ところが慣れるもので、2日目はあまり冷たいと感じない。
32度、30度…と次第に温度を下げていき、ついにガスの炎のマークが消えるところ、
つまり27度まで下げてみた。
ん?行けそうじゃん!これはもう真水だよ。(って、もともと真水だ。)
なかなかよろしい上達ぶり。

やがて、湯船に浸かった後は水を浴びねば落ち着かなくなるというところまで到達した。
肝心の湿疹のほうはどうかというと、心なしか、良くなったような気はする。
少なくとも顔のほうは以前よりスベスベになった。
これなら本当に背中がツルツルになるかもしれない。

というわけで、この入浴法を始めてから1ヶ月が過ぎたところ。
なかなかいい感じである。
3日坊主になりがちの私だが、気に入ったのでしばらく続けると思う。


※注意※

これはもちろん心臓にある程度負担がかかると思うので、
心疾患のある方にはおすすめできません。
この日記を読んで自分もやってみようと思われた方、
少しでも健康に不安があるようなら、
実践する前に医師に相談されることをおすすめします。


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