前回は塩釜神社の唐門についてお話しました。
次に進みましょう。
一礼をして唐門をくぐり、あたりを見回すと
正面に拝殿が一棟、右手に拝殿がもう一棟あります!
その二棟は、向きも違います!
今回は、御祭神と本殿・拝殿について、お話しましょう。
(塩竃神社公式ホームページより)
<御本殿(左宮・右宮・別宮)について>
唐門から入り正面にある御本殿・拝殿は、左右宮です。
左宮の御祭神 武甕槌神(たけみかづちのかみ)【茨城県鹿島神宮主祭神】
右宮の御祭神 経津主神(ふつぬしのかみ)【千葉県香取神宮主祭神】
共に高天の原随一の武の神として国譲りに登場し、国土平定の業をなした神様です。
唐門から入り右手にある御本殿・拝殿は、別宮です。
別宮の御祭神は、主祭神たる塩土老翁神(しおつじおじ)です。
なぜ主祭神たる塩土老翁神を祀る宮を別宮というのでしょうか。
この別宮とは、メインに対するサブやセカンドという二番目の意味ではなく
特別(スペシャル)な社という意味なのです。
これを前もって知ってる方々は、最初に別宮を参拝するそうです。
タケミカヅチの神とフツヌシの神、そして塩釜様は東北平定に尽力し
その際には塩釜様が道案内をなさったとのこと。
平定後は、塩釜様だけがこの地にとどまり、この地を守り
塩づくりを教えたとのことです。
今回は、このへんで。
次回は、写真をいれながら、もう少し詳しくお話ししたいと思っております。
時節柄、皆様、お体ご自愛下さい。
ごきげんよう
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参考文献 塩竃神社ホームページ
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