岩手版 がんばる興業 ~ Re×チャレンジ ~

H23年度 地域懇談会(花巻地区) 議事録 2

続いて、第2弾

(県土づくり技術者育成事業)

建設協(長)
⇒ペーパードライバーみたいに、ただ資格さえあれば良いとの話で、最近は手っ取り早く女性も1級土木施工管理技士等の資格を取得している。
但し、現場を知らなければ役に立たず、最低10 年以上の長い年月が掛かる。
これを育成していくような入札制度を整備して貰いたい。
この失われた10 年で若い人の入職はないし、我々も採用出来ない。
皆さん、先日、県職員はボーナス平均70 何万円貰ったのだろうが、我々の会社が払えるのはボーナスではない。
まあ、良いところ正月の餅代、お盆の線香代といった程度だ。本当にギリギリの状態で会社を維持しているのが実情である。

建設業(青年部)
・何故ここ何年かでこれだけ現場で働く技能者がいなくなったかと言えば、会社の経営状況が苦しい中で、殆どの会社が効率的に経営するため管理技術者だけを社員として残す一方で技能者を解雇して来たからだ。
引き続き雇っている会社でも月給制から日給制に変えて条件を悪くしており、新規に若い人の入職が無い状況が続いて来ていた。

・以上が現状であり、仕事が縮小すれば良かったが、災害でいきなり大量の工事が発注されれば足りなくなるのが当たり前である。

・私の母校の岩手大学工学部でも、学科名から建設とか土木と言う名前が無くなって社会環境工学科になってしまった。
全然魅力が無い産業になって、震災で日が当たりつつあると言うが、これも8年とか10 年の復興スパン後のことを考えると、各企業が8年とか10 年のために人を雇うかと言うことだと思う。

・そういうことを踏まえて、我々が地域で継続的に事業を続けるためには何が必要か、大胆に考えて頂き、我々自身も努力して復興後も仕事が減っても頑張れるような改革を、我々の意見も聞いて貰いながら本気で進めて頂きたい。

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なんか、建設業協会だろうが、青年部だろうが、
偉くなってしまうと、偉くなってしまうのですね

すごく違和感を感じてしまうのでは、自分だけなのだろうか・・・。
これから、復興を含めて、建設業がバブルに近い状態になるだろう。
だからと言って、乗っかってはいけないと思う。
足元を見て、身の丈にあった事をするしかない。

これらの文面を本当だとすれば、
自分は努力しています。やっています。
建設業は辛いです。
だから、発注者、なんとかしてください。
としか、聞こえません。

こういう事を話したのではない事を切に祈ります。


コメント一覧

TAKA
http://blog.goo.ne.jp/takashin2009
■yukiさん

コメント、ありがとうございます。
私もショックを受けています。
と言うか、呆れています。

でも、やはり自分から・・・。
自分の会社から・・・。
これだと思います。

他人と過去は変えられない。
変えられるのは、自分と未来だけです。
yuki
東北でこのような発言をしていることにショックを受けています。

建設業のイメージを悪にしたのは自分達の責任なのに・・・

>我々の意見も聞いて貰いながら本気で進めて頂きたい。

???

本気で考えて頂きたい!!
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