今週も忙しくって平日は作業出来ず…
でも、昨夜は久しぶりに早めに帰宅出来たので、先週削っておいたグラス系SYANPAI穂先の塗装だけをやっておいたよ。
Mr.COLORの橙+黄色の混合色。もうちょっと橙に傾けても良かったかな
さて土曜日の朝、作業開始。まずはガイドを取り付けよ。
この記事を拾って見てくれてる方は、もしかしたら穂先作り初心者さんかもしれないんで、一応解説を。
右上から、瞬間接着剤、瞬間接着剤を垂らしておくアルミの切れ端。
瞬間接着剤は流動性が高く、ちょっと付けるつもりがドバっと垂れて周辺全部固まっちゃった~…なんて事がまま有るんで、一旦アルミ板(なんでもいいんですけれどね)に落として置くのが、安全なんですよ。
あ~、写真順番に並べて撮っておくんだったな~。ま、いっか 次はガイドとガイドを巻き止める糸。ガイドはステンレス針金で自作したもの、及び市販のマイクロガイド。穴径は2~2.5ミリ位を使用してます。このサイズは視力と好みで変わってきますね。親父用は3ミリじゃないと糸を通せないってクレームが来ます(笑) 糸は補修糸の細い奴。見た目はあんまり気にしない性質なので。綺麗さにこだわるのなら、フライ用の細いスレッドを使用して下さいまし。
ガイド入れに入っている白黒は熱収縮チューブ。径の太い穂先に、ホットボンドでガイドを止める際に使うんですが、今回は不使用。
さて、下段右。0.6ミリのビニールパイプ。丸タイプの穂先のほっそ~い部分にガイドを乗せる際に使ってます。これより細いのが欲しい? そういう場合は熱して引っ張ると細くなるよ 直火だと加減が難しいので、熱湯を使うと失敗が少ないです。どっちにしても火傷しないようにね。厚手のゴム手袋か皮手袋使うといいよ。
千枚通し。瞬間接着剤をちょっと取って付ける時に使います。別に千枚通しじゃなくても可(笑)
デザインナイフ、ハサミは糸を切る為。やすり、ニッパー、ラジペンはガイドの整形、調整用に使用。
写真は作業後に撮ってます。作業中にあれはそっち、これはアッチか…ってな感じで探し出しながらなんで。 工具は普段からキチンと整理しておきましょう
さて、ガイドの位置ですが、自分の場合はおおむね「いい加減」っす。手で先端を引っ張って曲がり具合を確認したうえで、以前に作ってある穂先に近いガイド配列で止めちゃいます。今回はくせのない曲がりだったので、なおさら。
ガイドの足(くっつける部分)に、アルミ板に出して置いた瞬間接着剤を軽く付けて、穂先に乗っけて仮止め。後で修正出来るけれど、なるべくガイドはラインが一直線になるように取り付けましょう。ずれてるとカッコ悪いです ← それだけかい!!(もちろん、それだけじゃありませんけど) 仮止めしたら補修糸で巻き、瞬間接着剤で固定。
先端の細い方は、最近はビニールチューブを嵌め、ガイドを差し込んで瞬間接着剤でくっつけてます。これだとイライラせずに簡単にガイドを付けられるんよん。
さて、ガイドの取り付けが終わったら、差し込み部分の取り付け。 オイラは初心のまま、6㎜径のアルミパイプです(電動側は7ミリ径のALパイプ)。最近のワカサギ電動リール用の穂先込み口は5㎜径が主体になっているみたいですけれど、自作オンリーのオイラ的には変更しなくても問題無し。困るとしたら誰かに頼まれた時位ですが、はがないから関係ないかな
アルミパイプは電動ドリルにセットしてパイプカッターでスピード切断。切ったパイプの面取りの際も電ドルを使ってやすりを掛けると早いじゃなイカ。
さて、出来上がったSYANPAI プロト1~3。
№1-削った時と変わらず。先調子の20センチ。ハイブリッド化しようと思ったものの、削りすぎてて融合させるには腰が無くなっててさ~
№2-ロングタイプにするつもりだったけれど、やっぱり好きなこの長さに落ち着きマスター こちらはやや胴調子になっていて、グラス素材単体。やっぱ、そのままの素材も試してみたいし。
№3-ハイブリッド穂先。かなりヤワヤワな穂先になってます。誘い&アワセが難しそうだ~。これは激渋時の誘い上げとか、極小ワカの時に使えば良さそうな気がするんだけれど。先端部分は形状記憶合金で~す。
氷上本番前に試してみたいところだけれど…、あっちまで行くのめんどくせ~ ← シカマル風に