2012.7.20(土) どうもテンションダウンで目覚めが遅く、渓流に行く気が起きなかったのね~
なんだりかんだり終わらせて、14:30過ぎからアッチごそごそ、こっちゴソゴソでしばらく放置していた道具類を掘り出して、懐かしの川に出掛けました。
目的地には親子2名の先客が一番のポイントで釣ってます。
一応、挨拶に行くと、まだ釣れてないみたい
さあて、ここじゃないとすると下流側? 偵察に行くと全く魚影無し。ダメだこりゃ。
そうなるとですねえ、上の方になる訳で…。この川でも、やっぱ藪漕ぎしなくちゃならないの? …サダメじゃ…。大婆様かヾ(・・;)ォィォィ 一人ボケ一人ツッコミですが、何か?
自分の背丈以上の笹薮を漕いで、そ~っと川を覗くと、居る居る。鯉&ニゴイがゆらり泳いでる。もう、心臓はバクバクしっぱなし、足が地に着かない感じで気持ちがフワフワ現実感が無い状態 こんなに興奮したのは、本当に久しぶりだすな。
ささっと釣行のつもりなので、3号4メートルの磯竿に、4号ライン巻いた中型スピニングリール。オモリ無し、3号のスナップスイベルにハリス3号、チヌバリ5号のタックル。エサはマルキュー浮子鯉っす。藪漕ぎ前に下の開けた場所で練って来たけどね。
小西式の集魚法で、親指の第一関節先大に丸めた浮子鯉をフライ気味に規則的に放り込む事を10分ほど続けると、最初興味を示さなかった鯉が投餌点近くに寄り始めたど。しめしめ
やおらハリにエサを付け、投餌点にそっと打ち込み、エサ先行で送り込むと、群れの中でもひときわ大きい奴がユラ~と寄ってきて、スポンと吸い込んだ~! おりゃ!ビシッ。
ガババッ おっしゃ~っ!ヒットォ~ ゴポン、ガパンと水飛沫を上げる鯉はざっと目測70センチは軽く超えるサイズ。ギュィーンと下流側に突っ込み始め、指ドラグで溜めつつ下流に足場を移動する。 だ、だめだ止めきれない。やむを得ず、下のポイントの親子の目の前まで、鯉に引きずられるカタチで降りさせて頂き、すみません。お邪魔します…と。
淵の脇に溜まっている流木やゴミに突っ込もうとするのをロッドワークでイナス。数回目の突っ込みを溜めているといきなりスポーンとラインが吹っ飛んで来た。
ありゃっ、切られたっと声に出したけど、確認するとチヌバリ5号が開いてた。ああ~、ちょっと想定が甘かったなあ~。まさか、一発目からあのサイズとわ…。失敗した~。最初からオオバリにしとくんだったよ
と、先客の子(小学生)が、テンション上げて話しかけてきたので、どうせしばらくポイント休ませないとダメなので、話し相手していると、すっかり懐かれてしまいますた
この場所での狙い場所(あそこの色が変わっている場所にエサを投げて)、釣り方(音を立てると鯉が逃げるのでエサを打ち込んだなら、動かず静かに待つ)、エサ等(さっきの鯉は練りエサで、寄せエを打つ感じで)アドバイスをして、君の居るポイントが一番いい場所なんだよ、と。(自分がここに入りたかったんだけどね…、と大人気無い事は言わないよ)
「じゃ、ボチボチ戻るから、竿持って行かれないように待つんだよ。」と再び藪に突入し、ポイントを見ると、良し良し、また戻って来てる。
寄せエの投餌を始めて間もなく、ガサガサと下流側から音が…。さっきの子の竿がヒョコヒョコしてるよ…。ダメだってのに… しばし苦戦していたようだけど、藪を越えらず戻って行ったようなのでホッとしていると、すぐ下の河原の方から石を踏み鳴らす音が聞こえたと同時に、たむろしていた鯉達が一斉に転身し下流へ脱兎のごとく泳ぎ去ってゆく。あ~あ…
「お~い、君が歩く石の音で鯉がみんな逃げちゃったよ…。言ったでしょ~、静かに隠れて動かなきゃダメだって…」
仕方ないので場所を譲って下流で釣っていると、戻ってきて隣で投げ始めるし~。ここで怒るべきか? まあ、オイラは溜め込むタイプですから、怒らず諭すように語るけれど、喋り方が礼儀正しく丁寧でナマリも無いような賢い子でもさすがに小学生。ナンボ言ってもダメですなあ。落ち着き無い事この上なし。 父ちゃんはお子様放置プレイで自分の浮子と見つめ合ってます(気持ちはわかる)
なんも釣らずに帰るのもアレなので、「君がココでやらないならオジサンがやらせてもらうよ。」と断り、ササッと後ろの藪からドバミミズを掘り出し、中通しオモリ仕掛けにチェンジしてブッコミます。
10~20分過ぎた頃、淵に魚影が浮かびだします。親父さんは黙々と釣っているので、魚達も気にしていない模様。小学生君は上流側のポイントに行ってるので、静かな今がチャンス。
竿先を見つめていると、クン、ククン、グン! おりゃ!ゴボン、バシャッ
うむ。
釣れたんですか~!と駆け寄ってくる小学生君。 ほら、何回も言ったでしょ。あそこに投げて、静かに待っていれば食うって。分かったかな(笑)
まあ、掛かったのは、狙い通りニゴイですけれど、ね
とりあえず50アップ。 重いだけでハッパリ引かないのが残念なお魚ではありますが、小学生君にとっては相当な大物だったようで、尊敬の眼差しで弟子入り志願までされてしまいましたが、丁重にお断りいたしました
じゃ、お先に失礼~。
ちょっと心残りの釣行だけど、久々のコイ釣りは楽しかったな。来週、また来ようかにゃ~
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