大震災の中考える・・・ゴスペルを始めた切っ掛けになった曲

タケダがクラッシックを学ぶ為に音楽高校に入った頃、
「Mama I want to Sing」というゴスペルのミュージカルが来た。
観に行ったし、その後CDも購入してたくさん聞いた。
当時は歌詞が英語だったので意味が全く分からなかったのに
聞くたびに、とにかく感動して涙したを今でも覚えています。

それはそれは衝撃的で、声楽科からもしこんな風に歌を歌えるように
指導してくれる学校や先生がいたらすぐにでも方向を変えたい!
と思ったくらいでした。

中でも「I Don't Worry About Tomorrow」という曲は一番大好きで、
たくさん勉強して、歌唱力がついたらいつか人前で歌いたい・・・
そんな夢をもって今日まで来てしまいました。

そんな日々の中、題名のない音楽会という番組で同じ門下であるLyricoさんが
大好きな故羽田健太郎さんの伴奏で歌っているのを偶然聞くことが出来ました。
この曲の歌詞だけでなくゴスペルには「生きる力」をとても感じるんです。

http://www.youtube.com/watch?v=zXJU-jcSiGc

今回の震災で、色々な事を考えました。
今まで、あまり大した困難にもあわず、苦しさや悲しさも経験する事もなく
自分が「一生懸命頑張る」と今まで発していた言葉や気持ちは
本当に一生懸命だったのだろうか・・・と。
今なら、この曲だけではないですが、これから人の心に何かを届けられる歌が
歌えるような気がします。
たくさんの方が亡くなられた中、生きていくチャンスを神様に頂いたのだから
大切に、真剣に自分に与えられた使命が「音楽」であるなら全うして行きます。


「I Don't Worry About Tomorrow～明日の事を心配して　くよくよしないで」

私は明日の事など　心配しない
私はただ、その日を暮らしてゆくの
太陽の恵みなんか　当てにしない
空が曇ってしまう時もあるから

私はこの先のことなんか気にしない
だって私は　神様の言葉を良く分かってるし
神様が　いつもそばにいてくれることも知ってる
それに　神様はこの先の事を全部お見通しだから

明日の事など
分からない事が　たくさんあるけど
私には　誰が明日を作っているか分かってるし
明日　誰が私の手を握ってくれるのかも知ってる・・・

CD歌詞和訳より引用