「校歌を書いてみない?」
今年はじめの1月末、そんな電話を頂いたのはベーチェット病の治療中で病院でした。
治療法が大きく変わり「今すぐ死んでもおかしくない状態ですよ」と言われた時。
絶望感から一転、「ほんとですか?!」と何度も聴き直し
嬉しくて病院が終わったら早速書きはじめました。
私の音楽家としての夢の1つに「校歌を書きたい」があります。
また死ぬ前に今までの音楽を譜面などで「カタチ」にしたいと本気で考えていた時。
早速、情報取集開始!
5校が統合されるという事で全ての学校の校歌を集めて
歌詞を分析、歌って弾いてみました。
また、それぞれの地域から毎日通う子供達の通学路になる予定の道を
統合先の学校まで実際に走ってみましたが風景や地域の文化がそれぞれ違います。
私はそもそも沖縄生まれの横浜育ち。
宮城で23年近く生活してますが分からない事が多すぎます。
そこで歌詞の制作にはその土地で300年も商売をしていて16代目をしている
友人に時間を作って頂き、力を借りて頂き歌詞を書き上げました。
テジュメ、参考CDも制作して、期日に間に合わせ提出しました。
…が、後日教育委員会からこんな回答がありました
推薦して下さった皆さんの早とちりだったのか、
私が作る事が都合が悪かったのか、
作品としてちゃんと選考して力不足だったのか経緯がわかりませんが
書面に記載がある「作曲は公募」という情報は
ホームページだけでなく私にも未だ届いていません。
オープンに公募するのであればこの作品を応募しようかと思ってます。
この書面が届いてから10ヶ月近く経ちましたが、
どうしても納得がいかないんですよ。
曲を書く・作品を作るってすごい動力を要するのは同業者ならわかると思います。
歌う人の気持ちや想いを感じ取るためにインタビューしたり
情報を集めたり、譜面を書いたりと
多くの時間や能力を使い、書き上げた作品です
誰にも歌われる事はないと思いますが、
悩んだ末、ここに残しておこうと決めました!
尚、校名は今選考中で決まって無いのはHPで確認出来ているので
今回は伏せさせて頂きます
素敵な歌詞にまとまったと思ってますが
地域に住んでいらっしゃるみなさんはどう思って下さるかな?
音楽教育者として23年携わってきた経験と
音楽指導要領にも合うように、
また多くの卒業生と一緒に楽しく歌い継いでもらいたい!
これが私のコンセプトです。
ピアノ伴奏もバイエル下巻後半程度の難易度に抑え
ピアノの苦手な先生やピアノを習っている児童が1人でも弾けるようにしました。
また、パートごとの音取りやカラオケも作って提出しました。
理由がハッキリしない事が1番残念なこともでもありますが
いいことも舞い込んで来ました♪
1つは先日のフランク永井歌コンクールで優勝した事で
2つも演奏のお仕事を頂きました♪
もう1つは色々な規定があるそうですが全てクリアしたようで
推薦を頂き、来年1月より「日本音楽著作権協会」の会員となります
今後、皆さんに愛して頂ける作品つくりをしていきたいと思っています♪
この作品も登録しておこうと思ってます