ミュージック&カルチャースタジオ ハーモニーフォレスト ♪Natsu♪ のブログ 

沖縄出身宮城県大崎市の音楽指導&料理講師。教室・パワーコーラス・ベーチェット病など自分の難病について発信してます

小学校へ音楽授業

2009年11月25日 | ライブレポート
小学校の先生方は日々音楽の指導について悩み、困っているそうです。。。
そんな時、タケダは教育機関に呼ばれて指導に行くのであります!

教科書や指導書から離れて「学習」という音楽ではなく
ピアノなど習い事で音楽を学んでいない子供でも「楽しい!」
と思ってもらえるような「音楽」をテーマに授業を組みました。
ひらめいた場所はジャズバーでの「セッション」だったのですよ♪

教員や父兄向けに指導案をせっせと作りました。
ちょっと硬いですが書き出しておこう!


1.単元名「僕たち・私たちの想いを歌で伝えよう!」
題材曲「アメージング・グレイス」※曲名は授業終了まで伏せておきます 

2. 本時のねらい 
自分たちで作詞した歌詞に既存の曲をアレンジする活動を通して、
編曲または作曲の楽しさを味わい、音楽活動への意欲関心を高めたい。

3.単元について
本単元は自分たちのイメージを歌詞にし、
創造的に編曲・作曲活動に取り組み、曲を作り上げる創作活動である。
自由な発想を生かし、リズムや和音の響きなどにも配慮しながら曲の構成を工夫し、
独自の歌を完成させていくものである。
イメージを基に自ら編曲・作曲することで音楽表現の楽しさを味わい、
音符・リズムなどの基礎知識の習得も目指したい。
また縦割りで編成されたグループで曲を作り上げる活動を通し、
協調性を養い、連帯感を高め、年齢・性別を超えた人との関わりを
大切にする態度や習慣を育てていきたい。

4.事前準備
 1~6年生および教員・父兄を含むグループを作っておく。 
 音楽室の楽器や自分が使用したい楽器等あれば持参する。
 「好きな言葉」をキーワードに好きな言葉を事前に4つ書き出しておく

5.授業の進め方
①アレンジ・編曲の説明 ・・・参考音源を使用して編曲の概要や作業までの手順を説明 
②1グループを2つの役割に分けて作業(武田は各グループを回ってアドバイス)
●歌詞チーム・・・ 事前に児童が書き出した好きな言葉を繋ぎ合わせて
          文章を作る→模造紙に歌詞を書く→旋律に合わせて歌ってみる 
●編曲チーム・・・ 拍子パターンは今回3/4とする(4/4や6/8などもあります)
 曲のテンポは今回ゆっくりとします
 楽器は何を使い、どのように関わるか考える
●歌詞・編曲が決まったら・・・楽器とコーラスの役割分担を決めて練習
完成作品の発表会(ピアノは今回武田が担当)
 ※発表前にグループ代表が歌詞はどんなイメージでまとめたのかを説明。

①演奏(演奏方法・・・歌詞を入れて2回繰り返す)
②演奏を聞いたら数名に感想を聞く。また感想を書き留める時間を作る


時間内にどのチームも素敵な歌詞と演奏が出来上がりました。
音源はCDにしてプレゼントしましたがお返しに子供たちから
お手紙を頂いて、今ゆっくり読んでいるところです。
みんな楽しかったようでほっとしています
写真はグループに分かれて歌詞を考えているところです

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