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日記、日々の想い 

戦争に、負けると言うこと

戦争に、負けると言うこと
多くの国民が
亡くなり、傷つき
虜囚の恥辱を、味わい
支配の頸城に
繋がれると言うこと
戦いは、まず
銃弾に、貫かれる
ましな方かも、知れない
砲弾を浴びて
爆弾を浴びて
陸では、地雷もあるし
海では、魚雷や機雷もある
そんな時には
身体は、惨めに
砕け散って
肉片、骨片、或いは
無残に、焼け爛れる
いや、本当は
感染症に罹って
死ぬ方が、多いはずだ
いやいや、
運が、悪けりゃ
海に、落ちて
鮫に食われるとか
密林に、迷って
獣や蛇の餌食になるとか
砂漠や、荒野で
飢え死にだってある
まあ、細かい肉片になっても
まともな遺骸で残っても
結局は、最後は
微生物が、食い尽くして
それで、結構
綺麗、さっぱり
髑髏になるんだろう
いや、ただの骨片か
前線が、破られれば
敵軍は、容赦なく
後方に、雪崩れ込んでくる
民間人、女性や子どもも
戦火に、巻き込まれていく
南洋の島では
虜囚の辱めを、受けるなと
断崖から、身を投げたとか
ただ、魚の餌に
なっただけ、だけどね
人々を、魚の餌にする為に
勅語なる妄言を
不逞の臣が、捻り出して
際限なく、流布したんだ
そんな、煽動者に限って
抜け抜けと、戦後に生き残り
敵に、尻尾を振って
ちんちん、お手を
していたりする
甘い汁を、吸っていたりする
とにかく、そうして
南の島では、地上戦で
誰も彼もが
銃を握らされたのだ
いや、竹槍か
挙句は、火焔放射器に
焼かれだのだろう
そして、本土空襲
何もかもが
焼き尽くされる
生き残っても
焼け野原で、待っているのは
飢えと、伝染病だ
屍は、きっと山を成し
空襲に焼かれた遺骸も
餓死や病死の遺骸も
無様に腐敗して、腐臭を
放っていたんだだろうけど
カラスが、啄み
蛆やら、蟻やら
最後は、微生物に
無慈悲に、取り憑かれて
やがて、朽ち果てたんだろう
無残な髑髏
でも、それでも
足りない○鹿もいるから
本土決戦だの、叫んで
原爆喰らって
凄惨な被爆者を
無数に、出して
やっと、終わったんだ
とにかく、他国の
戦争犯罪云々より
まず、自国の馬鹿さ加減だ
ああ、情けない…
情けないだけの
敗戦記念日


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