トラウマなんてのも、嘘だな
何しろ、おまえは夢を見ない
たまに、見てる気もするけど
でも、悪夢は見ない
たまのたま、見てるかも
でも、気には病まない
いや、少し病むか
でも、意外と気分転換
すっかり、忘れているね
それも、かなりあっさり
まあ、もっとも
かなりあっさり、思い出すけど
まあ、思い出しているから
気に病んでいたことに
ふと、気づいている
そう言うことか
でも、うじうじじゃない
だから、あの子のことも
子どもの頃は
悪夢で、うなされたかも
でも、年中って訳じゃない
思春期の頃は
とうさんが、亡くなったあとも
とうさんを、否定したくて
あの子を、思い出したかな
教職者が普通、息子に
こいぬを捨てて来いって
言うかよっ💢みたいなね
でも、おとなになったら
そんなこと、思い出す間もないな
家族、仕事、会社、社会
あれこれ、翻弄されて
困りごとばっかりで
子どもの頃に、こいぬを捨てた
おまえは、何しろ冷血
そんなこと…
まあ、たまだな
たまには、思い出した
でも、悔やんではいない
トラウマなんて、大嘘
ただ、そうだな
ふと、思い出した
思い出しても
どうってことはない
冷血だからね、おまえは
ちょっと、痛いだけ
ちょっと痛いのは
思い出したら、必ずだけどね
でも、こいぬが
我が家に来たから
もう、大丈夫
こいぬは、可愛い
撫でていると、でも
やっぱり、思い出すか…
でも、ぽちはぽち
このしろは、しろだ
身代わりなはずはない
痛いは、消えないけど
しろは、しろとして
おまえを、癒してくれていた
なあっ❓ひぃひぃひぃっ😻
うんっ❓🙄👉🙀
