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日記、日々の想い 

またしても、首都へ…

さあ、行くぞ❗️
スクールが、始まる
ちょっと、どきどき
うきうきではないけど
気持ちは、昂ってる
少し早いけど
朝の直通に乗る
途中で、暇つぶしだな
座席に、どっかり
沈み込むと、どんより
でも、よく考えると
なんだかなあ…
だるいなあっ👎
やっぱりね
首都圏って、言っても
生まれて、このかた
ずっと、そうだけど
そのまた、辺境住まい
だから、都心って
遠いんだよなあ…
予備校、大学、会社
遊ぶ時も、結構そうだ
結局、都心に出るしか
なかったんだよなあ…
やっぱり、だるいなあ…
はあっ…とことん
面倒いよなあ…
まあ、でも
仕方が、ない
久しぶりの、都心だ
なんで、こんな
人ばっかり、いんのかなあ
やっぱり、勤めは
次は、もう
田舎だよなあ…
とか、なんとか
電車は、終点
大ターミナルに着いた
ますます、人いっぱい
だるいなあ…
こっから、また
乗り換えも、あるんだぜ
長年、乗り降りした
駅迄、行く
本当は、一駅前が
乗り換え駅だけど
快速に、乗るには
この駅なら
乗り換え一回で良い
でも、ふと
ちょっと、降りてみたい
何しろ、二十年は
通った駅だからね
あんなに、いつも
うんざりだったのにね
今日も、嫌々だったのに
なんか、懐かしい…
雨の日も、雪の日も
オウムのテロのあった日もね
時間は、違ったけど
直行で、仕事だったから
あの地下鉄に、乗っていたんだ
会社への帰り
駅前の食堂のテレビで
あの阿鼻叫喚の騒ぎを
知ったんだよな
引きこもり気質の
おまえでも
食べたり、飲んだり
みんなと騒いだり
先輩に、怒られて
いや、逆ギレしたりと
ろくな思い出じゃないのにね
駅前商店街のアーケード
誘惑に駆られるけど
まあ、今日は我慢だ
時間も、ない
快速では、まず一駅
ここも、懐かしいな
学生時代に、通った
そう言えば、あのおばさんも
一緒だった気がする
多分、気のせいだな
快速だから、次々
駅を、パスして
次の停車駅は
前年の正月明け以来だ
兄貴、義姉と
三人で降りた駅だ
次の鈍行の駅から
大学病院での
セカンドオピニオンを
兄貴が、受診して
戻りがてらに、降りた
兄貴の大学のある
そんな駅だ
キャンパスも、覗いたし
K田川の土手も歩いた
もう一度、昔の思い出を
甦らしたかったのかな
セカンドオピニオンは
縋っても、何もなかった
もう、最期は
悟っていたけど
諦め切れない義姉と
成人していない息子たちに
生きる姿勢だけは
見せようとした
そんな、受診だったのかな
余命宣告通りに
GWの頃に、逝ってしまった
こうして、電車に
乗っているだけだけど
しばらく、来ていないと
昼間は、ほぼ
何十年と
この大都会の
あちこち、隅っこで
ずっと、生きてきたこと
そのことが
こうして、取り止めもなく
甦ってくる
もう、うんざりと
繰り返し、何度も
思っていたのにね
懐かしさって
喜びだけじゃなくて
いや、喜びは
苦しみ、悲しみの
裏があってこそで
こうして、懐かしさになる
そう言うことなのかな
そして、こうして
この大都会で
おまえは、また
新たな出発を
しようと、しているんだね…
        to be continued
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