こんなところに
あったんだね
山道は、折り返して
下って行く
深さは、どの位かな
20m位は
ありそうだよね
その谷底は
池と言うか、湿地と言うか
まむし注意の立て札
いやいや、勘弁してよ
周遊路の途中に
階段状の急坂
丸太を、段にして
坂に、埋めてある
降り切ると、木橋
と、言うより
木の板の橋だな
真ん中に、あずまや
テーブルとベンチもある
休憩出来るように
なっているんだね
そして、また
急な直線の坂道
丸太の階段
登り切ると
また、周遊路
周遊路は、この湿地を
大きく、迂回しているようだ
明日、来る時は
迂回路で歩いてみようかな
そんな風にすれば
この里山丘陵公園は
いくらでも、楽しめそうだ
周遊路は、更に登って行く
やがて、平坦になる
一体、どこまで行くのかな
あっ、でも
低木が、開けた
大木が、点々とする
広い芝生の広場だ
と言うより
古墳が、そこここにある
良く見知った場所だ
なんだ、ちょっと
心配したけど
それほどでもない
深く思えた森は
もう抜けていた
ここは、古墳広場と
言ったかな
まだ、引っ越してきて
数年の頃だった
そう言えば、文化の日に
この広場で
餅まきイベントが
あった記憶がある
この公園の、秋祭りに
なっていたと思う
今は、公園のむらの部分が
完成しているからね
秋祭りも、あっちでやる
ヤグラを組んで
確か、歌謡ショーもやる
まだ、バブルの頃だ
このど田舎の町も
宅地造成の、真っ盛り
あの、H川Tしを
呼んだりしてとよね
CDを、ただで貰った記憶がある
税金で、買い上げてやったのかな
ギャラのプラス分かな
このど田舎で、それだ
そりあ、泡も弾けるよね
そして、餅まき
当たりくじも、ついている
一等は、自転車だったかな
子ども用のね
このど田舎も
宅地造成真っ盛りだから
我々世代の
若い子持ちの家族が
いっぱいだっただよね
だから、餅まきも
みんな、子ども連れ
景品も、子ども中心
今は、むかしだけどね
でも、とにかく
ちっちゃいおとうとが
当たりくじを取った
自転車って、訳には
いかなかったけどね
カップヌードル、1カートン
結構、良い当たりくじだった
自分と、お兄ちゃんは
必死の右往左往なのに
おとうとが、当たった
ちびが、ただ
揉みくちゃに、されていた
だけだったのにね
フード付きの上着を、着ていて
フードに、すっぽりだ
ありがちな、パターンだね
そんなことを
思い出していたら
史料館の裏に出た
この史料館は
始めに出来た施設だ
この古墳群や、里山丘陵
そして、湖沼地帯
歴史と、自然の
展示がしてある
県立博物館だ
当時は、ただだった
でも、その日は行かない
ウォーキングだからね
それより、ちょうど良い
折り返し地点にしよう
史料館は
この県立公園の
真ん中を、貫く
あの舗装道路に、面している
帰りは、あの道を
まっすぐで、良い
やがて、県道バイパスに
突き当たるまで
バイパス線に折れて
いつもの急坂を下ると
我が家のある住宅地だ
自宅迄は、2キロ弱だった
初日は、一時間位だった
この位で、良いかな
そうして、また
ウォーキングを、再開した
to be continued