本格的引きこもりな時期もあって
怠いから、これで良い
そう思う時もあって
でも、そうじゃない時もあった
何やってんだろうかなって
何にもやんなくて
それで良いじゃんっ
そうやって、だらだら
一度しかない、いのちなのに
思いっ切り、燃やせば良いのに
たまに、燃やそうとして
出来ても、ちょろちょろ
こんなんなら
埋み火で良いよ
そう、思い直す
そんなんで良いのかな
そんなんで良いんだよ
あゝ、いらいらする
なんで、おまえは
いつも、こうだ
ごろごろ、ぐずぐず…
いや本当、楽
何にも、考えなくて
いや、取り止めもなく
ただ、思っているだけ
あゝ、今日一日
一分、一秒
隈なく、無駄
無駄だった
何か月、何年
何十年も
無駄だった、はず
何にも、しないから
何にも、しようとしないから
いや、たまにしようとしても
上手く行く訳ない
結局、何にもだ
してこなかったな
そうなんだよね
それなのに、何故か
何にもないはずなのに
思い出すんだよね
それも、いっぱい詰まっている
妻子持ち、ローン持ち
あの時期のことじゃない
海辺の故郷で
しかも、後半は
思春期、引きこもり
ただの引きこもり
空っぽなはずなのに
その空っぽに
でも、街も人も
結構、詰まっている
あんなこと、そんなこと
不思議に、詰まっている…