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日記、日々の想い 

実りたくなかった

なんとなくあったよ
あんな風になりたい、とか
なれたらいいのにな
なれる訳ないな
なら、どうでも良いか
結局、そんな風だったけど
身近な大人とか
年上とか
狭い地域では
憧れられる
そんな人たちはいた
でも、劣等感は感じても
憧れなかったかも知れない
ちょっと、距離が縮まると
粗が気になる
気にならない程
飛び抜けた人も
いるとは、思うけど
身近には、いなかった
身近な人たちは、みんな
粗が気になって
劣等感はあっても
それだけで憧れにも
目標にすら出来ない、おまえ
いや、もちろんおまえは
粗だらけだと
知ってはいた
だから、優越感は
なかなか、生まれない
だから、劣等感
でも、その対象に
粗を見つけると
劣等感で歪んだ
闇の心が、悪意を囁く
ほら、大したことないよ
おまえに毛が生えた程度
毛深いのは、嫌いだから
あんなに、ならない方が良い
どうでも、良いな
そんな風に思った
…そうだな
それで、おまえは
どうでも良い、思春期を過ごし
どうでも良い、おとなになり
こうして、今
どうでも良い、黄昏れ

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