当たり前に
こうして
日々が、過ぎて行く
多分、それは
そんな風に
感じている、おまえが
ここに、いるからだな
おまえが
おまえ
おまえって
何なんだろうね
まあ、父と母がいた
それで、母の胎内で
おまえの芽が
育って、生まれて
そんなことは
そんな風だとは
知っているけど
今、この空間にいて
この時間の流れに
漂っている、おまえ
おまえには
父も、母も
もう、とっくに
いないから
ずっと、遥か
彼方にも
何にも、感じなくて
ただ、此処にいる
おまえは
浮草みたいだけど
なんだか、重いな
起き上がるのも
凄く重い
でも、おまえにとって
おまえが
耐え難いほど
重いだけで
他の誰かにも
いや、この世界で
おまえは、きっと
とても、はかない
でも、おまえが
此処で、こうして
感じているから
この世界はある
おまえは
たまたまに
いのちになって
やがて、たまたま
でも、必然に
消えるのだろう
だから、やっぱり
はかない
ただ、恐らく
その時には
おまえの感じている
この世界も
消えるんだよ
そのことが
おまえに
おまえを
重くしているのかな…
こうして
日々が、過ぎて行く
多分、それは
そんな風に
感じている、おまえが
ここに、いるからだな
おまえが
おまえ
おまえって
何なんだろうね
まあ、父と母がいた
それで、母の胎内で
おまえの芽が
育って、生まれて
そんなことは
そんな風だとは
知っているけど
今、この空間にいて
この時間の流れに
漂っている、おまえ
おまえには
父も、母も
もう、とっくに
いないから
ずっと、遥か
彼方にも
何にも、感じなくて
ただ、此処にいる
おまえは
浮草みたいだけど
なんだか、重いな
起き上がるのも
凄く重い
でも、おまえにとって
おまえが
耐え難いほど
重いだけで
他の誰かにも
いや、この世界で
おまえは、きっと
とても、はかない
でも、おまえが
此処で、こうして
感じているから
この世界はある
おまえは
たまたまに
いのちになって
やがて、たまたま
でも、必然に
消えるのだろう
だから、やっぱり
はかない
ただ、恐らく
その時には
おまえの感じている
この世界も
消えるんだよ
そのことが
おまえに
おまえを
重くしているのかな…