取り敢えず、合格した❗️

警備員の仕事を、考えていたこと
その気持ちは
すっかり、萎えてしまっていた
外回りの営業職みたいな
サボろうと思えば
いくらでも、サボれる
そんな仕事しか
経験してきていない
それが、シフトは絶対って
言われてしまったのだ
同じような仕事しか
してこなかった自分
世間知らずを
改めて、思い知らされた
でも、せっかく
書類選考も、通っているのだ
別の会社の面接で
少し、嫌な思いをしたからって
この面接を、ドタきゃんは
あり得ない選択だよな
相手にも、失礼だし
自分自身としても
勿体無さ過ぎる
行ってみて
可能性の有る無しは
やっぱり、確認するべきだよね
今度の警備会社は
都内に、広く展開している
大手の会社だった
有名な最大手級２社に
次ぐ規模の会社のひとつだ
本社は、下町
そこそこのビルに、入っていた
面接は、人事や総務
現場の統括マネージャーなどか
管理職なのだろう
数人並んでいた記憶だ
自分は、とにかく
ここは、一切臆せず
中途半端に、濁さず
ズバリと、希望を話した
こんなところで
臆していたら
跳ぶのは、もちろん
前に、一歩でさえ
一生、踏み出せないだろう
「タレントスクールに
　通学を致しますので
　シフトに、一定の配慮を
　お願いしたいことが
　唯一、希望です
　あっ、履歴書の
　希望欄に、書きました件です
　スクールに関してましては
　遊びと言う考えではなくて
　将来的に、活動も出来るよう
　真剣に、目指しております
　自分としては、そのことを
　許して頂いて、採用頂ければ
　精一杯、務めたいと思います」
多分、そんな感じで
言ったんだろうと思う
カルチャーセンター感覚で
スクールに通う訳では
決して、ないのだ、と
はっきりと、何度も
強調した記憶が、ある
非常識は、承知の上だ
第二の人生の出発的に
でも、思春期の子どもも
まだ、抱えている
そんな人たちばかりが
応募者の筈だ
タレントスクールに
通えるのが、条件ですって
やっぱり、ちょっと
あり得ないと
みんな思うはず
面接の採用担当も
間違いなく、思う筈だ
でも、自分は
気持ちは、決めたんだ
揺るがず、やるしかない
とにかく、非常識な希望は
はっきり、申告した
さあ、どうだ⁉️
「分かりました」
あれっ❓次の質問がない
もう、不採用確定⁉️
それとも、まさか
なんとなく、話が
通っちゃった❓
まあ、それ以外の質問には
培ってきた、小狡い話術で
柔らかい物腰
落ち着いた口調
でも、肝心なところは
ハキハキと、答える
適度なヨイショに
それとなく、希望を混ぜる
その辺りは、お手のものだ
社会経験での
唯一の、会得した技だからね
面接で、好印象を与える
その自信は、少しはあった
中身は，ないけどね💦
そんな感じで
面接試験は、終わった
結果は、直ぐに
郵便で、通知が来た
合格❗️
直ぐに、研修があるとのこと
まあ、取り敢えず
やったあっ‼️
とにかく、一社受かった👍
受からないうちは
自分が、社会の中で
少しでも
需要があるのか、どうか❓
分からないからね☝️
気持ちは、ふらついているけど
取り敢えず、安心出来た
いついつ、来て下さい、と
日時、場所、携行品なども
場所は、この前の本社だね
とにかく、行ってみよう
行ってみるしかない
ただ、実は
警備員の研修は
初めてでは、なかった

　　　　　　　　to be continued