また、真冬だな
立春は、とっくだ
春一番も、吹いた
でも、この寒さ
歳のせいかな
普通に、真冬に感じる
ただ、雨戸は
開け放ってある
燦々、光氾濫
日差しも真冬
刺すように鋭い
凍る大気を、切り裂いて
そして、燦々と溢れる
そうして、日だまり
その窓際に、惹かれた
溢れている日だまり
その上に、転がってみようか
こたつに、脚を突っ込む
そうして、窓際
身体を、投げ出してみる
このおまえを
燦々、溢れている光
その光、眩んでいる
おまえは、眩んでいる
でも…
あったかいな、凄く
目を凝らしてみる
光に、凝らしてみる
溢れいる光
眩しくて、でも
あったかい、凄く
凍えていた、おまえ
光に包まれている
おまえのいのち
ほんのりと、いのち