いや、嫌いになる
そんな気持ちは
繰り返しあって
ひととの繋がりは
そうして、絆になったり
いや、無残に
途切れたりした
或いは、お互い
興味がないとか
自分が、相手に
興味が、あっても
相手が、自分に
興味がないとか
相手が、自分に
興味が、あっても
自分が、相手に
興味を持てないとか
そんな風に、今まで
自分は、ずっと
そんな繰り返しで
でも、多分
子どもの頃から
そんなひととの
繋がりが、しっかりと
絆になるのは
嬉しかったけど
でも、結局
途切れたりするのが
結構、傷ついて
相手にされないのも
それは、受け入れるけど
やっぱり、傷つくし
関わり合いたくないのは
それは、それで
相手の気持ちが、痛い
そして、そんなこと
すべてが、すべて
ただ、鬱陶しくなって
ひとを、好きにも
嫌いにも、なりたくない
いや、興味を持ちたくない
興味を、持たれたくない
そうすれば、何にも
鬱陶しくもない
そんな風に
こころの底では
ずっと、思いながら
でも、社会の片隅で
なんとか、ひっそり
少しの絆と
時々、もつれたりしながら
鬱陶しく思いながら
でも、実は
それだけが、生きる縁で
そうして、なんとか
こうして、生きて
これたんだな、と思う
やっぱり、ひとは
どんなに、頑張っても
一人では、生きられなくて
好きとか、嫌いとか
どうでも良いとか
鬱陶しいとか
思いながらも
僅かな絆でも
いや、なんなら
もつれにでも
何とか、縋って
生きていくものなのだろう