恐怖のピクニックは😱😱(昔話の、再構成版)

でもさ、思うんだけど

こう言うのって
今の時代だったら
騒げば、問題なるよね
もちろん、人質保護と
犯人確保が
大優先だろうけど
先生たちがさ、三人もいて

巻き添えになりそうな

子どもたちの事も

普通は、安全に

下山出来るように
せめて、指示なり
してくれても
良さそうなもんだよね
とは、大人になってから
思ったけどね
でも、そんな時代
細かい事には
構ってらんない
そんな時代だったんだろう
とにかく、高度成長

みんな、さあ前へ

人への気遣いなんて

気にすることない
さあ、前へ
そんな時代だったんだろう
でも、おまえたち二人
前へ、どころか
後退りも、出来ない
固まったままで
ただ、呆然
ベンチに、座ったまま
手元の、出しかけの
お弁当も、そのまま
いや、しばらくして
お弁当を
見下ろしただろう
でも、食欲なんて
もう、どっか
消えちゃったよ👎
間違いなく、二人
やっと、顔を見合わせて
いたかな…
どちらからともかく
お弁当を
しまっただろう
声は、出なかったか
でも、二人は
レストハウスを
思い出した
軽食が出来たかな
売店もある
今は、きっと
立派なレストランにでも
なっているのかな

でも、とにかく

昭和４０年だけど
そこそこ大きな施設で
店員さんが、いる❗️
取り敢えず、あそこに
逃げ込もう‼️
言葉を、交わしたか
目配せだけだったか
窪地の園地からの
コンクリートの階段を
登っていた
上の広場に上がると
さっきみんなが
消えて行った　
山道の入り口を

振り返っている

思わず
恐々
犯人が、また
飛び出して来そう💦
先生たちを、振り切って
戻って来る

かも知れない💦
二人は
二人とも、きっと
喉が、からから
必死で、小走り
レストハウスに、向かう
さあ、階段
建物に、上がる
うんっ❓
閉まってる⁉️
そうだよ❗️
今日は、平日☝️
定休日だよ‼️
そりぁそうか👎
こんなに、人がいない日だ
でも、定休日でも
建物の中には

きっと、人がいる
そんな時が、あるから
裏口を、探す
レストハウスは
高床の建物で
周りを、ぐるっと
外周通路が
取り囲んでいた

テラス風に
眺めが、良いようにね
その通路を、たどって
別の入り口を、探す
ない❗️
いやっ、あったけど👎
南京錠だ‼️
ぎゃあ〜〜〜😱😱
本当に
この広い頂上に
おまえたち、二人だけ⁉️
二人は、蒼くなんて
なってなかった
しろく、なってた😱😱
見合わせた、お互い

目と目
これ、どうすんの⁉️
そうなると
無人のレストハウス
回廊のテラスから
見下ろす、里山の森

行った事のない

山道が
他にもある

そこから、不意に

犯人が、飛び出して
なんか、来そうだよ💦
もう、二人は
相変わらず
殆ど、言葉も交わさず
来た道を、歩いて帰る❓
絶対に、無理❗️
バス、一択‼️

話し合うまでもない

とにかく、この
無人のレストハウス
怖すぎっ💦
こんなところで、犯人に…
いや、急ごう
二人は、慌てて
階段を、降りる
レストハウスから、離れる
ただ、バスの停留所迄は

結構、遠い

この山頂から
一段と下がった
駐車場迄
降りて行く
ただ、そこは
広い道路になっていて
その向こうは、崖
確か、道路はない
かえって、怖くないな
山頂広場を、突っ切って
道路へと
歩いて行く
あっ、パトカー❣️

山だからかな
ジープタイプの
パトカーだ👍
さあ、助かった❗️
えっ❓行っちゃう⁉️
その時は、それだけ
きっと、パトカーは
先生たちが
呼んだんだよね
でも、やっぱり
あとあと
大人になって、考えると
あのパトカーは
何で、止まってくれなかった❓
だって、人質を取って
逃走中の、傷害犯でしょ
その逃げ込んだ山
人っ子ひとりいない
山頂に、子どもが
たった、二人だよ
とは、思った
子どものいのちが、とか
そんな時代じゃない
だいたい、子どもなんて
掃いて捨てる程、いたんだ
とにかく、二人
停まる事なく
恥ずかしくて
停める事も、出来ない
パトカーが
山頂広場を
犯人と人質たちが
先生たちが
消えて行った
あの山道の方に
走り去るのを
またしても、呆然
さあ、でも
犯人は、きっと
おまえたちを
追い掛けて来るよ
この平日の
人気のない山中に
人質に、手頃な
子どもたちが、いる事を
知られてしまったんだ
とにかく、下の駐車場
バス停に、急ごう💦