でも、自分は
右膝は、だいぶ
悪くなってしまっていた
だから、もう
あんまり、早くは
歩けなかった
スーパーの
駐車場での話だ
自分は、駐車場から
店舗へと、向かっていた
駐車場内で、
横断する道が、あった
奥から、出て来る
クルマが、一台いる
そのクルマは
自分の渡る道を
右折か、左折する
右折すると、自分の方だ
自分は、だから
必死で、急いで
渡っていた
悪い右脚を
必死で、引き摺って
すると、奥から
クルマは、速度を上げて
右折して
道の真ん中を歩く、自分に
クラクションを、浴びせ
窓ガラスを、開けて
道を渡り終えた自分に
「馬鹿野郎❗️」と
怒鳴り声を、浴びせた
速度を、落とさず
通り過ぎながら
相手のクルマを
確認したけど
妻と、幼い子どもが
乗っているようだった
こんな人間の○ずの
連れ合いは、どんな思いで
子どもたちは
どんな風に
感じているのだろうか
自分の渡った場所は
横断歩道ではないけど
ただ、その
駐車場内の道には
横断歩道はない
だから、自分の渡った
その場所は
普通にみんなが
渡る場所で
相手のクルマは
自分が、渡り始めた時
まだ、その道には
右折していなかった
多分、わざと
脚の少し悪い
高齢者を狙って
クラクションと、罵声を
浴びせたかったのだろう
脚の悪い自分は
ただ、唖然として
見送るしかなかったけど
ただ、理不尽
怒りと憎しみ
それしか、感じない
でも、相手の男も
きっと、何かに怒り
何かを憎んでいたのだろう
ただ、そいつは
機会を狙って
自分に、危害のない
弱者を、漁っていたのだろう
その弱者を、脅し、傷つけ
自分の怒りと憎しみの
吐け口にする為に
自分も、確かに
そいつに、怒り
そいつを、憎んだけど
代わりに、より弱者を
苛みたいとか
思ったりはしない
でも、そいつの
理不尽に対する
激しい怒りと憎しみは
何年経っても
甦ってくる
高速道路で
自損死したとされた
その女性のクルマが
会社の経営者の男の
幅寄せ被害だったと言う
それで、やっと
逮捕されたのだと、言う
そんな話を聞くと
悲劇にも、不幸にも
ならなかった自分だけど
自分の悲劇と不幸を
望んだあの男と
被害者の女性を
実際に、悲劇と不幸に
叩き落としたその男を
必ず、重ね合わせる
だって、良いだろう
同じ質の男たちだよ
だから、自分は
あの時の怒りと
憎しみを、甦して
その男に、ぶつけるのだ
○獄に、堕ちろ❗️
自分は、無宗教だ
慈悲だの、救済だの
ただ、抹香臭いだけの
宗教なんていらない
もっともらしい
法律論にも
従うのは、上辺だけだ
他人を貶めようとは
思わないけど
理不尽に
他人を貶めようとする
そんなやつに
一欠片の慈悲など
感じもしない
与える訳がない
あいつも、そいつも
ただただ
○獄に、堕ちれば良い❗️