なんでも無いんだろう
寝転がって
見つめている
天井
うんっ…
どう言うことなのか
いや、どう言うことでもない
どうと言うことじゃない
どうこう言っても
直ぐ、弾ける
思いが、弾けている
なんなんだろう
この世界は
いや、この世界は
多分、この世界じゃない
思いが、弾けている
そのことが、きっと
"この世界"
思う、想いの世界
弾けて、散って
また、弾けて散る
その一瞬に飛沫く
"この世界“
それだけの世界
きっと、あの"何か"
とは、違うな
おまえの"この世界"と
おまえが、重ね合わそう、と
錯覚している
あの"何か"
遥かな彼方の、あの"何か"
辿り着くことは、ないな
おまえは、こうして
思い弾けて
"この世界"
弾けて、繰り返し
いや、その繰り返しは
いずれ、終わる…