ドーピング❓フィギュアは、見てません👎

　見ないのは、以下の事実のせいです。疑ってます。決めつける気持ちは、有りませんけどね。

　で、KGBのようなスパイ組織も関与して、ソ連を中心とした旧共産圏の国策的なドーピングは、あったのだと思います。例えば、コマネチの頃のソ連の女子体操選手の異常な低身長と、高難度の技。ドーピングさせらていたかも知れないルーマニアの妖精。でも、普通に成長して、女性らしくふっくらしていました。モスクワ五輪の時です。ロシアのどう見ても、ドーピングしていて、小柄な上に、筋肉むきむきの女子選手たちと、健気に、対等に戦っていたのを見て、涙が出ましたね。

　旧東独時代の女子水泳選手。１０代でも、圧倒的な強さでした。おとこと見紛う凄い筋肉でしたね❗️或いは、大陸帝国の馬軍団の陸上女子長距離選手、いずれも、常識を覆す程の強さでした。そう言う意味では、女子の方が、色々手段は、簡単だったのかなって思ってます。

　もちろん、自分は、本人たちが悪いとは、思ってません。１０代の選手たちですから。素質のある選手たちを、国家的な闇組織も絡んだ国策的な競技指導者たちが、幼気な少女たちを騙して、色々と、投与したのでしょうからね。

　そして、上の女性です。元国家スパイ組織出身のプーチン大統領の後ろ盾もあり、指導者として、重きをなしている、とされているようですね。

トゥトベリーゼ氏の手法に渦巻く賛否　露メディア現状分析「競技人生の短い選手が…」 | THE ANSWER

フィギュアスケートの女子で平昌五輪を制したアリーナ・ザギトワ、そして今季のグランプリ（GP）ファイナル表彰台を独占したアリョーナ・コストルナヤ、アンナ・シェルバコワ、アレクサンドラ・トルソワ。これらのロシア選手を育てているのが、エテリ・トゥトベリーゼ氏だ。しかし、高い指導力の一方で10代前半から活躍した選手が伸び悩むなどの現実もあり、批判的な声も少なくない。母国のロシアメディアはそうした現状について特集を組み、問題について迫っている。

トゥトベリーゼ氏の手法に渦巻く賛否　露メディア現状分析「競技人生の短い選手が…」 | THE ANSWER

　ソチ五輪を前にして、エテリ女史に、プーチン大統領が、低迷期にあった女子フィギュアスケートの五輪での育成を任せた、と言うような事らしいです。五輪で、壮大な国威発揚の一助とする為に。結果、エテリコーチの教え子、ソトニコワ選手や、リブニツカヤ選手が、個人と団体の金メダル獲得に、大きく貢献しました。真央選手や、キムヨナの時代を、打ち破りました。

　更に、エテリコーチの教え子たちは、以降世界を、席巻するようになりました。彼女の国内的な声望が、高まった事と、国家的な支援もあったのか、彼女のもとに、素質のある少女が、集まったせいもあるでしょう。ただ、彼女の指導する選手たちは、二年単位位で、入れ替わっていってしまいます。女性特有の身体的な変化もあり、コーチの求める高難度のプログラムを、こなせなくなる事も、あるのかも知れません。

　ただ、それにしても、です。彼女の教え子たちは、かつての東独の女子水泳選手や、中国の馬軍団の女子陸上選手たちのように、その競技人生が、あまりにも短命に思えます。薬害❓いや、今回の話を聞くと、それだけではないようですね。ドーピング検査の結果が、明らかにされない年齢制限の盲点を、突いていたのかも、と妄想します。とにかく、エテリコーチチームのドーピングの噂は、かなり前から、ネット上などで囁かれていました。

　旧共産圏時代のような筋肉増強剤や、成長抑制剤のような露骨なものではなく。疲労回復や、持久力の向上を、目的にしたものらしいです。そう言えば、一時、ロシアの女子選手たちは、後半に難度の高い技を集めて、得点を稼いでいました。
　今の時代ですから、選手たちの発信するＳＮＳでのつぶやきなどからです。曰く、厳しいトレーニングだけではなく、極端な食事制限。そして、補う為のコーチ考案のサプリの常用の強制。"サプリ"だそうですけどね。まあ、確かに、クスリは、混ぜやすいでしょうね。

ワリエワから禁止薬物「トリメタジジン」検出　資格停止処分は解除に | 毎日新聞

　ドーピング検査を管轄する国際検査機関（ITA）は11日、北京冬季オリンピックのフィギュアスケート団体で金メダルを獲得した女子のカミラ・ワリエワ選手（15）＝ロシア・オリンピック委員会（ROC）＝の検体から禁止薬物が検出されたと発表した。ロシア反ドーピング機関（RUSADA）から8日に暫定的資格停止

ワリエワから禁止薬物「トリメタジジン」検出　資格停止処分は解除に | 毎日新聞

　選手に、罪があるなどとは、思いませんけどね。この可愛くて、運動神経抜群の女の子たちを、国家的に利用しようとするおとなたちに、責任のすべては、有りますよ。ロシアは、国家としての参加を認められていないのですから。怒って、選手単位でも、出場を辞退すれば良いのにね。大統領が、のこのこ大会を訪れたり、個人単位の参加になっても、国家的な利用価値は、まだ、十分なんでしょうけどね。まあ、開催者側も、ロシアのスター選手を、色々と必要としているのでしょうが。

　さて、この大会のヒロインを想定されていたワリエワ選手の処遇は、どうなるのでしょうか。日本のフィギュア団体と、女子のメダルの色も、変わって来る可能性が、あります。

　ロシアの少女選手たち、とっても好きですよ。自分も。綺麗で、可愛くて、健気に頑張っていて。でも、どんどん使い捨てにされていく少女たちの無残な有様は、見るに堪えません。虐待と言えるかも知れませんね。それを思うと、もう、フィギュアスケート競技自体に、興味を失ってしまいました。

　上の写真の選手は、トゥクタミシェワ選手と、言います。強い選手ですが、今回は、代表権を、惜しくも逃してしまいました。彼女は、現在、２５歳だそうです。ソチ五輪金メダルのソトニコワ選手、日本で言えば、宮原選手と近い世代です。やはり、少女時代から活躍して、今も第一線で、頑張っています。そして、彼女は、エテリコーチの教え子では、ありません。ソトニコワ選手が、とっくに引退しているのに、これは、何を意味しているのでしょうか。彼女が、"クスリ"を、やったことがないから❓とか…

　本当にロシアには、素質の高い女子選手が、いっぱいいて。その子たちが、大好きなフィギュアスケートを、楽しむ事もなく。国家的に利用されて、使い捨てにされている。まあ、不確かな憶測話では、ありますが。ゾッと、します。やっぱり、見る気が、起きませんね。せめて、エテリコーチが、大会から消えてくれば良いのにと、思ってしまいます。