燦々と降り注ぐ光
氾濫している光
万物、すべて輝く
眩しさに眩んで
細めた目を、凝らすと
氾濫している光
光は、輝きの果て
あらゆるすべてを
透き通した先
そこには何もない
ただ、光
ただ、透明
無、ただ光
焼き尽くされた視線
もっと、目を凝らす
光の氾濫
目眩まされて
必死で、目を凝らす
取り戻そうとする視力
そこに現れるのは
光の闇
闇なのに、光で
光なのに、闇
分かってるよ
ただ、突き刺さった光線
眩まされた視力が
一瞬、失われた
それだけなんだろう
でも、おまえは
思っている
光は、本当は闇
闇は、本当は光
おまえは、その間
そこに蠢く…