そんな朝は
少し、
寒くて
何年か、
続いた
近くに、
友だちがいなくて
あの子は、
クラスが、同じに
なったけど、
もう…
自分は、
おとこだし
ちょっと、
恥ずかしい
誘えない、
だから
ひとりだった、
朝の道
緊張した、
席替え
終わると、
新しい学年
始まる、
授業
席を並べる、
ひとつの机
、だったな
恥ずかしくて、
最初は
あんまり、
顔も
見れなかった、
あの頃
でも、席が
近くなった、
友だちと
話せば良い
新しい学年、
直ぐに、
きっと慣れて
いっぱい、遊べるように、
なるはず
朝は、いつも
緊張したけど、
直ぐに
仲良くなって、
放課後
終わらない、
夕暮れ
終わらないかと、
思っていたけど…
季節も、
歳も
進んで、
子どもたち
小さい田舎の、
小学校
自分と違って、
やんちゃだった
でも、
恥ずかしがり
同じだった、
あの頃
集団登校で、
いつも
女の子に、
構われていた
それも、もう
昔
我が家には、
もう
子どもの声は、
ない
犬たちの声も、
ない
静寂…
戻らない、
時間が
あって、
今
階下の、
物音
起きたのかな…