まず、最初の面接🤞物別れ…

とにかく、面接となった
空港近隣、都内
両方とも、隔日勤務
９時〜９時の拘束
スクールのレッスンは
午前中に、始まるから
この時点で、無理がある
空後近隣にしても
都内にしても
当日朝迄、勤務していたら
着替えて、レッスンは
到底、無理
だから、無理なんだけど
話してみなければ
無理か、無理じゃないか
分からない、と思った
甘過ぎだったけど
ただ、それどころか
今後、芸能の仕事を
少しでも、貰うとして
レッスンさえ
まともに、受けられないなら
それ以上の時間の余裕なんて
ある訳が、ない
だから、やっぱり無理
そう、分かり切っていたけど
今の家族、生活を
維持しながらでも
たとえ、少しでも
跳べないのだろうか
その一点を
どうしても、確認する
納得出来る迄、確認したい
すべてを、失いかねない
そのことの、恐怖とも
戦いながら
今は、回り道をする
そう決めていた
まず、面接は
空港近隣からだった
我が家から、空港迄
クルマで行く、途中

知ったところに、事務所はあった
そこは、まず良い
慣れ親しめる感じ

まあ、通勤場所は

空港内なんだけどね
クルマ通勤出来ると言うけど
取り敢えず、電車
我が家のクルマは、一台だけ
妻が、学習塾の仕事に使う
ただ、職場は
空狐内の、物流ビルだ
電車通勤で、問題ない
そんな前提で
面接に、臨んだ
役員との面接は
良い手応え
何しろ、長年の営業職
引きこもり体質の癖に
初対面のひとに
好印象を、与える
上辺だけだけど
その手練手管には
十分、自信があった
わざとらしくない、愛想良さとか
柔らかい物腰
相手の話を

よく聞くことが、優先
適度に合わせて
ただ、こちらの希望は
それとなく、混ぜる
そこまでは、良かった
現場の管理職が、呼ばれて
面接は、第二段階
役員段階では
採用する気は、満々
もちろん、筆記試験など
ある訳ないから
現場管理職が、了承すれば
採用になりそうだ
とは、思った
ところが、どっこいだ
さすがに、現場管理職
現場のことは
分かってらっしゃる
直ぐに、履歴書の
重大な疑問点に、気づいた
そりあ、そうだ
自分が、逆の立場でも
気づくだろう
この「タレントスクールに
　通うので、出勤日に
　配慮を、お願いしたい」
と、言うのは❓
一体、どう言う意味⁉️
厳しく、詰め寄ってくる
もちろん、ここは勝負だ
そのことは、どうしても

お願いしたい
芸能活動も、許される範囲で

してみたい
取り敢えずは
そのスクールの
登校日だけは
シフトに、配慮して欲しい
それ以外の迷惑は
一切、かけないと
まあ、正社員は
基本は、建前兼業禁止
これは、通学だけど
やがて、少しは
芸能関係の仕事も
したいと言う話
兼業的だよね
何より、やりたい趣味など
余暇に、やればいい
それが、一般常識
いい歳をした、中年おやじが
ほざく話じゃない
二十歳前の
ガキじゃないんだからね
もう、現場管理職は
半ば、激昂
「いや、勤務シフトは
　絶対、遵守だから💢
　それを、まず守って❗️
　休みの日は、何をしても
　構わないから❗️」
にべもない、頭ごなしだ
まあ、冷静に考えれば
正論だよね
でも、それなら
わざわざ、こんな
長時間拘束の仕事
選ぶことも、ない
ちょっと、ムカっときた
「分かりました
　それなら、出来ませんね
　辞退します」
現場管理職も、呆れた様子
でも、絶対退かない
「警備員の仕事は
　シフト遵守が、常識
　出来ないんだったら
　どこ行っても、無理❗️
　そんな夢みたいなこと
　いい歳して
　言ってないでさ
　何処にも、勤めらんないよ‼️」
そう、脅せば
こっちは、退いて
「やります❗️」って
言うだろう、と
思ってるのが、みえみえ
「いや、スクールへの受講と
　両立の前提として
　こっちも、来てるんですよ
　妥協は、出来ません
　辞退、と言うことで…」
埒が、開かない
と言うより、自分は
まだ、職探しを
始めたばかりだ
ここで、妥協するつもりはない
席を、立とうとする
役員が、割って入った
「いやいや、せっかく
　応募してきてくれて
　それで、こんな簡単に
　辞退って、勿体ないよ❗️」
役員さんは、一応
自分を、勿体無いと
評価を、してくれているようだ
「なんとか、出来ないの❓」
もちろん、自分に対してだ
現場の、やり手らしい
管理職に、何とかしろって
言うほどの話じゃない
「いや、辞退します」
きっぱりと、蹴っ飛ばした
世間的には、非常識だろうけど
そう言うことじゃない
ここで、妥協は
絶対、出来ない
でもね、これじゃあ
直ぐまた、面接を受ける
都内の警備会社も
無駄足になりそうだな…
　　　　　　　　to be continued