キリがなく、
ふざけていた
でも、調子に乗れないと、
壁を高く積んで、
すっかり、こもる
でも、調子に乗って、
すべてをぶち壊そうと、
思ったりもした
でも、やっぱり、
すべてが、壊れて、
自分も、壊れるのは、
どうしようもなく、怖い…
そうなったら時、
結局、自分だけの世界に、
ただ、住みたくなる
そんなだった
子どもの自分…
それでも、大人になった
ただ、中身は、
どんどんと、
空っぽになるような、
そんな気も、した
でも、多少は、
生きる術を、身につけて、
いったのかも知れない…
おとなの自分は、
でも、年老いて、
ただ、年老いた
ただ、ただ、年老いていて、
空っぽな自分は、
まだ、空っぽなままで、
もっと、
空っぽになっていく
そんな気しか、
していなくて、
今は、ただ、
こんな風に、
言葉を、
空っぽなまま、
紡いでいる、
それだけだ
でも、不思議に、
空っぽな自分からは、
空っぽな言葉が、
凄く、溢れてきて、
それを、
書き留めたりは、
出来たりしている
でも、そんな言葉が、
湧き出し、溢れてくる
そんな自分は、
空っぽなままだから、
書き留めたはずの言葉が、
みんな、自分の、
空っぽな、底なし井戸に、
ただ、呑み込まれて
ただ、消えてしまう
そんな気がする…