多摩爺の「時のつれづれ(如月の27)」
舞いあがれ!
昨日のお昼前、とっても残念なニュースが飛び込んできた。
期待していたH3ロケット1号機だったが、カウントダウン終了後もエンジンに点火せず、
残念ながら・・・ 打ち上げは失敗に終わってしまった。
本来なら、お昼のニュースから、夕方のニュースではメインになる予定だったと捉えれば、
予め取材していた内容が、急遽お蔵入りになったり、
報道予定の尺に調整が入ったりして、てんやわんやだったのではなかろうか?
とはいえ、点火しなかったのは・・・ 正直、残念で堪らないが、
視点を変えれば、点火してないことから、ロケット本体への損傷は少なく、
原因さえ突き止めれば、再チャレンジに向けて、そんなに時間はかからないと思うと、
それはそれで・・・ ある意味で、ラッキーだったのかもしれない。
お金のことを口にしたら、いささか辛いので・・・ 「次はガンバレ!」とか、
朝の連ドラのように、爽やかに「舞いあがれ!」なんて、気楽に言えないが、
この失敗を無駄にしないためにも・・・ とにかく、リベンジしてほしいと願うのみである。
さて、空つながりで恐縮だが、朝ドラの「舞いあがれ!」も・・・ 残すところ6週間になった。
前作と同じく、父親が早逝したことだけは、個人的にはとっても残念だったが、
次週の予告で、仏壇の前に座り、お父ちゃんに報告する舞ちゃんと貴司くんを見ると、
幼なじみの純愛が、ようやく結実するようで・・・ やれやれというか、ホントにホッとした。
ここんとこドタバタが売りの朝ドラだっただけに、
残り6週の展開は・・・ いったい、どうなるのだろうか?
大阪のオバチャン、いや東京のオッチャンの・・・ お節介的な感覚で推察すると、
おにいちゃん(悠人くん)とくるみちゃんが急接近したり、
航空機部品のネジに再チャレンジして、H3ロケットに使われてたり、
舞ちゃんと貴司くんが、五島列島に移住したり・・・ なんて展開があれば、
驚くだろうし、けっこう面白いと思うが、如何なものだろうか?
そうそう、「舞いあがれ!」の主題歌になってる「アイラブユー」は、
舞ちゃんの性格そのもののようで・・・ ほんわかしていて、お気に入りの曲だが、
私的には「舞いあがれ!」にドンピシャな歌があるので、それを紹介させてもらいたい。
古い歌で恐縮だが、遡ること約半世紀、記憶が確かなら昭和48年の6月ごろ、
神崎(こうざき)みゆきさんという歌手が歌った、
「ゆう子のグライダー」という歌が・・・ 私的にはドンピシャだと思っていた。
空に興味があったわけではないが、
高校を卒業して間もないころ、欲しくて欲しくて堪らなかった、
最新型のソニーの「スカイセンサー5500」というラジオを、やっとのことで買ってもらい、
スピーカーから一番最初に流れてきたのが・・・ この歌だった。(たぶん)
小さな女の子が、隣のお兄ちゃんが作ってくれた紙飛行機を飛ばしながら、
原っぱを走ってる光景が目に浮かぶ・・・ なんともはや、ほのぼのとした昭和の歌だが、
歌い方にも、歌詞にもインパクトがあって、忘れることができず、
孫ができた6年前から・・・ ときどき、思い出したようにYouTubeで聴くようになっている。
舞ちゃんが、くるみちゃんや、お父ちゃんたちと一緒に、
小学校の校庭で、紙飛行機を飛ばしたシーンがあったことを思い出したので、紹介させてもらった。
舞ちゃんがパイロットを断念してから、空とは縁遠いドラマになってしまったが、
「舞いあがれ!」のタイトルイメージから・・・ 私はとっても気になる歌になっていた。
東京だけかもしれないが、公園でのキャッチボールやボール蹴りが禁止になって久しい。
その結果、子どもたちは公園のなかでも、遊具のあるところしか居場所がなくなり、
しかもそこは幼児の遊び場になっているので、
小学生はすっかり居場所を失い、ホントに可哀想になってくる。
いまや紙飛行機を飛ばしている光景なんて・・・ もうどこにも見当たらないが、
思わずニコッとするような歌なので、
その昔、この国にあった光景を思い浮かべて、聴いていただけるとありがたい。
舞いあがれ!
舞ちゃんも、貴司くんも、ゆう子のグライダーも、H3ロケットも、
高く、高く、もっと、もっと、もっと高く、みんな、みんな・・・ みんな舞いあがれ!
お父さんの急逝は本当に止めて欲しかったのですが、それが今に繋がっているので…。
お兄ちゃんとくるみちゃん、そうなると嬉しいです。小さなお子様が、紙飛行機を思い切り飛ばせる空間があると良いですね。
ロケットもドラマも舞い上がれです。
また、楽しみにしています。 なおとも
話題の振れ幅が大きすぎて、ちょっと薄い内容になってしまいました。
とはいえ・・・ 今後の展開が、楽しい方向に進みそうで安堵しています。