多摩爺の「時のつれづれ(卯月の18)」
姫さま、ご乱心!
千代田のお城の当主を務めたのち、高輪に隠居された先代当主の初孫であり、
分家筋には当たるものの、男系が当主を継承するという古来からの決め事によって、
次期当主を受け継ぐことが約束されている家柄の姫さまが、
大変残念なことに・・・ 評判を落としている。
3年前だったか、4年前だったか、もう忘れてしまったが、
フラッシュライトを浴びて、婚約の記者会見を開き、
互いを月と太陽になぞらえ、満面の笑顔だった姫さまと婿殿候補だったが、
突然、婿殿候補の母が絡んだ借金問題が、週刊誌にすっぱ抜かれると、
婿殿候補は姫さまと仕事を置き去りにしたまま、
逃げるように渡米(留学)し、事の次第を説明することがないまま表舞台から姿を消してしまった。
その間、姫さまの親に当たる次期当主のみならず、
身の回りを世話する役人からも、再三呼びかけていたところ、
今月8日、長い、長い沈黙を破って、アメリカでの弁護士資格の取得を目指す婿殿候補から、
28ページに渡る長文の釈明文が発表されると、
ニュースやワイドショーでは、蜂の巣を突いたような大騒ぎになってしまった。
婿殿候補は、これで一件落着を狙ったつもりだったんだろうが、
自己弁護に終始した内容だったことから、
逆に寝た子を起こしてしまい、批判の雨嵐で集中砲火を浴びるてしまうと、
今度は4日後に、借金ではなく贈与だから返済しないと云っていたにも拘わらず、
解決金を払って終わりにしたいというから、今度は「なにを今さら・・・ 」ということで、
さらに大炎上したうえに、お金を出したサイドからも、
「一方的に自分を悪者にするな。」と突っぱねられ、もう何がなんだか分からなくなってきた。
さらに、お世話をする役人が言うには、
本件のやり取りには、姫さまの意向が大きかったと言ったもんだから、
大混乱どころか・・・ 姫さまに、次期当主まで交えた、大ごとになってしまった。
婿殿候補の家庭の問題であり、その解決に自らの結婚を絡めて、
公の立場にある姫さまが意向を示すということは
それは公の立場にある者からの、一人の私人への圧力とも取られかねないのではなかろうか?
本来なら、公の立場にある姫さまは、
婿殿候補の家庭で起こった、自分と関係がない金銭トラブルには一線を引き、
声を発するべきではないと思うが・・・ どうだろうか?
そもそも姫さまは、生まれながらにして、特権的な身分を持つ特別な立場にある方である。
その特別な立場において、なにはさておいても大事にしなければならないのは公の義務であって、
私事をおいて、国民に寄り添われてきたから、国民は畏敬の念をもって敬ってきたのである。
人の喧嘩っていうものは、傍で見てる分には面白いんだが、
おそれ多くも、お抱えの車で千代田のお城に出入りされてる方々が関わっていたら笑うに笑えない。
もちろん・・・ ことの発端は婿殿候補である。
人は間違いを犯すし、恥ずかしいことだって仕出かすこともあるだろう。
とはいえ・・・ 「ごめん。」の一言から、今回の一件を対応していたら、
こうはなっていなかったんじゃなかろうか。
最初の対応の拙さで躓き、小さな発火が小火になり、
薪をくべ続け・・・ とどのつまりは油を注ぐに至っている。
いまとなっては、婿殿候補の未熟さもさることながら、
それに気づくことなく、公私の後先が分からなくなってしまった姫さまに、
批判の矛先が向き始めている。
一言で言うなら・・・ 「姫さま、ご乱心!」ではなかろうか?
それは、千代田のお城に関わる方々の、立場と信用を失墜させるのみならず、
今後、議論が交わされるであろう「皇位継承」や、「皇女」といった難題にも影響がでるだろう。
いくら惚れた弱みとはいえ、公私の分別を見失い、長きに渡って高熱にうなされ過ぎである。
冷やかしや、冗談を言うつもりはないが、千代田のお城や、お住いの元赤坂には、
葛根湯や解熱剤など、常備薬がないのかと・・・ 呆れてしまう。
いかに姫さまとは云え・・・ 幼子ではなく、学生などの未成年でもない。
メディアも国民も、姫さまのご乱心は十分すぎる程に分かってはいるが口にしないだけである。
もうじき30歳になるんだから、そろそろ自らの立ち位置を踏まえ事態を客観視してほしい。
アンケートによれば、婿殿候補の姫さまに対する愛情が感じられないといった声が多いが、
それが本件の本質ではないことに気づくべきである。
事態は既に、婿殿候補へ誠意と責任ある対応を求める批判から、
軽はずみな行動で、落としどころが見つからなくなった姫さまや、
姫さまの父親でもある当主に向き始めている。
私事は差し控えて、日々常々に・・・ 国民の心に寄り添う。
そういった役目を担う立場にあるのは、千代田のお城に住まわれている当主だけではなく、
特別な身分を持っていらっしゃる方々全ての・・・ お役目でもあるはずだ。
戦後75年、さまざまな価値観や進化とともに、
特別な立場にある方々の心や生活も、公から私へと比重が移りつつあるのだろう。
それを否定するつもりはないが、最後の一線を踏み越えてもらっては「残念だ。」では済まない。
元赤坂の憂鬱が、新たな時代への引き金を引いたのであれば・・・ いささか寂しくもあるが、
この国が、畏敬の念をもって、接する方々を必要としなくなり、
あてにもしない時代に向かっていくのであれば、それはそれで千代田のお城の制度と役割を見直す、
新たな動きとして注目すべきことなのかもしれない。
メディアも、多くの国民も、千代田のお城におられる方々のことを・・・ 悪く云いたくない。
かくいう私も、その一人である。
姫様には、そのことに・・・ 一刻も早く気付いてほしいと願ってやまない。
僭越だと思うが、ガッカリさせないでほしい。
もっと相応しい方がいるのでは⁉️
今まで男性とお付き合いすることもなかっただろうから
ちょっと見、爽やかイケメン王子様(笑)に
夢中になってしまったのでしょうね😥
うまく結婚されても
この男は他に女を作りそうだわ💦
母親も問題ありそうだし🙄
コメントを頂戴しありがとうございました。
仰る気持ちよくわかります。
とはいえ、私は見てくれはあまり気になりません。
私が最も重視したいのは、政権が交代し女性天皇ないし、女系天皇が容認された場合、
愛子さまが子宝に恵まれず、不慮の事柄が生じたとき、皇嗣殿下に続く継承順位は眞子さまとなり、その伴侶が皇室に入るということです。
いま風に言えば、エリザベス女王の伴侶であるフィリップ殿下と同じ待遇になるということです。
それは、あり得ないかもしれませんが、なにが起こるか、先のことはわかりません。
その時、皇室離れが進むかどうかも分かりませんが、老婆心ながらそれを危惧しています。